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2015/07/01(水) 00:00

ポラス「第2回 学生・建築デザインコンペ」受賞者決定

投稿者:  牧田司

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最優秀賞を受賞した山本氏(左)と村松氏

 ポラスグループのポラスは6月29日、「第2回POLUS-ポラス‐学生・建築デザインコンペティション」の公開審査会を6月25日に開催し、最優秀賞(1点)、優秀賞(1点)、入選(3点)、佳作(6点)が決定したと発表した。

 最優秀賞は、村松佑樹氏(東京理科大学大学院)・山本大地氏(同)の「衣替えする住宅」、優秀賞は山﨑基弘氏(大分大学大学院)・村上大昴氏(同)・大堂麻里香氏(同)の「つもる蔵詩」。

 最優秀賞を受賞した村松氏は「僕たちが表現したかったことが実際の建築としてより良いものになるよう、今後も2人でブラッシュアップしていければと思っています」と、山本氏は「ここで満足するのではなく、これからも良いものを設計していきたいと思っています」とそれぞれ喜びを語った。

 審査員長・青木淳氏(青木淳建築計画事務所)は、「街の問題、住宅の問題、人が集まって住むということに対して木造建築で応えていくということを本コンペでは問うています。昨年の第1回と比べると、今回の第2回はより具体的な課題になりました。447の応募作品があった中、本日の5作品はどれも素晴らしいものでした」と講評した。

 ポラスグループ代表・中内晃次郎氏は、「このコンペが少しずつ学生の皆さんに浸透してきているように感じ、嬉しく思っています。入賞された5作品はテーマに沿ってたくさんのアイデアが盛り込まれており、非常に素晴らしいものでした。今回のコンペも『木造』にこだわらせていただきました。木造にこだわり続けていくことで、木材産業、住宅産業に対する社会や学生の皆さんの理解を深めていただき、今後の日本の建築文化・住文化・住生活をより良くできればと思っています。『作品の実物件化』も進めております」と挨拶した。

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入賞者と審査員のみなさん

◇     ◆   ◇

 今回の公開審査会は都合で取材できなかったので、ニュースリリースをコピー&ペーストするしかないのだが、やはり審査会の模様を生き生きと伝えることはできない。リリースに添付されている受賞者の作品を読み込もうとしたが、ぼやけて中身を理解することはできなかった。

 同社は昨年の第1回の全応募作品(458作品)の中から1作品を「三郷中央」で実物件化することを進めており、11月に分譲することになっているので、必ず取材してレポートしたい。

ポラスが学生・建築デザインコンペ 458作品が応募、5作品が入選(2014/8/6)

 

 

 

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