野村不動産アーバンネットは3月27日、売買仲介店舗「大宮センター」(さいたま市大宮区)と「立川センター」(立川市)を4月2日に開設すると発表した。
今回の店舗開設により「野村の仲介+」の部店数は首都圏69部店・関西圏6部店の計75部店となる。
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先日、東急リバブルが店舗開設を発表したとき、全国のリバブルネットワークは176カ所となり、この5年間で39店舗、28.5%増やしたと書いた。
同じように野村不動産アーバンネットも調べた。5年前の2011年は42店舗だったので、同社も33店舗、78.6%増やしたことになる。
一方、不動産流通業の〝2強〟三井不動産リアルティと住友不動産販売は店舗集約、移転、改装などは頻繁に行っているが、店舗数そのものはそれほど増えていない。
後続にとっては店舗増=売上増につながると読み、2強はシェアを奪われないよう質の向上を図る図式が見えてくる。