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2017/03/31(金) 17:25

シングルマザーの年収215万円 家賃7万円 ローン返済厳しい67% アットホーム調査

投稿者:  牧田司

 アットホームは3月31日、全国の20歳~59歳のシングルマザー618名を対象に「シングルマザーの住まいの実態調査」結果をまとめ発表した。

 シングルマザーになった理由は離婚が85.1%、死別が5.3%、未婚が8.3%。職業は会社員が44.2%、パート・アルバイトが31.4%。年収は平均214.9万円で、内訳は公務員・経営者・会社員が315.5万円、パート・アルバイトが139.9万円、専業主婦が76.3万円、その他180.5万円。居住形態は持ち家が45.0%(うち一戸建てが35.9%)、貸家が55.0%(賃貸一戸建て8.9%、賃貸マンション13.6%、賃貸アパート19.1%、公営・公団住宅12.9%)。

 実家暮らしは24.3%(賃貸12.7%、持ち家87.3%)、実家暮しではないが75.7%(賃貸68.6%、持ち家31.4%)。

 月額家賃平均は5.2万円(首都圏エリア7.0万円)で、自分と子どもが住む人は83.2%。「家賃を払うのは厳しい」が78.3%。

 持ち家のうち「自分で購入」が約半数で、住宅ローンの支払いは「自分」が約4割、ローン返済月額平均は6.9万円。「ローンを払うのは正直厳しい」が67.2%。

 賃貸の広さは平均54.0㎡、持ち家は84.4㎡。最寄り駅までの距離は、賃貸が平均22.3分、持ち家が20.7分。

 エリア選びで重視したことは、トップが「子供の通学のしやすさ」で、以下、「家賃や価格の相場の安さ」、「自分の通勤のしやすさ」、「実家からの近さ」など。

 住まい探しに「苦労した」人は33.6%で、とくに賃貸では4割近くに上っている。その理由は「家賃・価格と広さがちょうどいい物件が見つからない」「年収が入居条件に満たない」「連帯保証人がいない」「公営住宅の抽選から漏れる」など。

 シングルマザーであることを理由に入居を断られた人は10.1%。

 経済的に余裕があればほしい施設は、「日当たり」「収納量」「お風呂の広さや設備」「広さ」「部屋数」「キッチンの広さや設備」「新しさ」「駅近」「セキュリティ」など。

 親との同居は30.3%。同居の第一の理由は「家計が安定するから」で63.6%。別居をしたいと思っている人は35.3%。親と同居しない理由は「迷惑を掛けたくない」が41.9%。自宅の居心地の良さを100点満点とした場合、親と同居している人は平均70.0点、同居していない人は69.2点。

 母子家庭向けの住宅手当があるかどうか「知らない」人が74.4%。

◇       ◆     ◇

 同社は毎回面白いアンケートを行うが、今回はシングルマザーの厳しい生活実態と居住形態を浮き彫りにした。言われていることではあるが、少なからずショックを受けた。

 一番驚いたのは収入の低さだ。214.9万円では少なくとも首都圏で住宅を取得するのは絶望的だろうし、賃貸でも収入に占める居住費の割合は光熱費などを含めると半分くらいに達するのではないか。収入は養育費や様々な公的扶助を含めてのものだろうから、実態は生活保護世帯と同じではないか。それでどうして子どもが育てられるのか。子どもの貧困率が高いのもよくわかる。

 離婚により前夫から養育費を受け取っている人は33.7%しかないというのにもショックを受けた。子どもを育てる義務は前夫と同じはずだ。

 それだけ生活が苦しいのに離婚を後悔している人はほとんど皆無で、再婚したいと思う人は25.2%にとどまっている。何をかいわんや。男は犬猫同等のレベルまで退化したということか。

 それでもいまの住居の居心地について聞かれると100点満点のうち70点もあるとは-何と健気な女性なのか。ばかばかしい森友問題に大騒ぎしている国会と、それをドラマのように見ているわたしはいったい何者か。

 

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