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2017/04/13(木) 18:39

三菱地所グループ みなとみらい地区の仲介・リフォーム強化 ショールーム開設

投稿者:  牧田司

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#7 stories Fresh & Natural 

 三菱地所ホームは4月13日、7つのインテリアカラーによるライフスタイル別のブースと新築分譲マンションのモデルルームを一度に見学できる新たなコンセプトの「リフォームショールーム」を横浜・みなとみらいイベントスクエアに4月29日(土)にオープンする。

 みなとみらい地区の分譲マンション第一号「M.M.TOWERS」(3棟862戸)が竣工して14年が経過。このほか共同事業物件を含めエリア内に約4,500戸の三菱地所レジデンス供給物件があり、他社物件を含めると1万戸近くに上る中古マンションの買い替え・リフォーム需要を取り込むのが狙いとみられ、2013年に丸の内に開設した「三菱地所のレジデンス ラウンジ」とほぼ同じのコンセプトだ。開設前の13日、同社・加藤博文社長も出席して報道陣に公開された。

 「リフォームショールーム」は広さ約109㎡。ライフスタイル・ライフサイクルに応じた7つのインテリアカラーによる様々な生活シーン「#7 stories-至福の瞬間-」を連想させる提案を行うことで、来場者がより具体的なイメージを描きやすくしているのが特徴。本人だけでなく、家族みんながVR体験を楽しめる工夫もされている。

 もう一つの大きな特徴は、三菱地所レジデンスが分譲する新規マンションのモデルルームも見学できることになっており、最先端の設備仕様を確認することが可能なことだ。

 モデルルームに装備されている設備「EYE’S PLUS」、インテリアコーディネーターによる提案「カラースキーム」、広さで価格が決まる「定額制の安心システム」(70㎡で498万円)の3点セット「Re  Dia」を導入する。

 また、今回発表された「システム設計住宅」は、ZEH対応の全館空調「エアロテック」、耐震等級3、長期優良住宅対応の基本性能を備え、これまでのノウハウを生かし様々なライフスタイルにも対応する企画住宅。2階建て・平屋の「WIZE-H」、3階建ての「WIZE-U」に対応しており、2階建て27.55坪の標準モデルで価格は1,980万円から。

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Relax & Friendly(左)とCalm & Elegant

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Feminine & Healthy(左)とBright & Cheerful  

◇       ◆     ◇

 加藤社長ら関係者の話を聞きながら、いよいよ三菱地所グループが総力を挙げて他社の草刈り場になっているみなとみらいエリアの仲介・リフォーム需要を一挙に吸収しようという狙いが見て取れた。

 同社関係者によると、共同物件も含め「M.M.TOWERS」を筆頭に三菱地所レジデンスは約4,500戸のマンションを供給しており、「M.M.TOWERS」は竣工後17年を迎える。今後、新規マンションの予定はなくリフォーム需要は間違いなく拡大する。同時に仲介事業も強化する戦略なのだろう。

 70㎡で498万円(坪単価24万円)という3点セット「Re  Dia」も割安感がある。

 聞き忘れたが、マンション用の「エアロテック」の実施用実験はどこまで進んでいるのか。これが採用されるようになると大きな武器になるはずだ。

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Mature &Intelligent(左)と Creative & Artistic

 

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