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超割安？　「オークウッドプレミア東京ミッドタウン」

「東京ミッドタウン」完成予想図

三井不動産が「東京ミッドタウン」タウンツアー開催

　三井不動産は２月１日、３月３０日（金）にグランドオープンする「東京ミッドタウン」のタウンツアーを報道関係者向けに行った。

　当日公開されたのは�@ミッドタウン・ホール�Aミッドタウンタワー４３階�Bミッドタウンガーデン�Cオークウッドプレミア東京ミッドタウンの４カ所。

　ホールは天井高約７メートルで、フアッションショー自動車の新車発表会など大型イベントに適したスペースが確保されている。タワー４３階のオフィスは広さ約１０００坪。眼下に３６０度のパノラマが展開する。ガーデンは、港区立檜町公園と一体となったもので、タワー４５階〜５３階に入居するザ・リッツカールトン東京のメインエントランスなどに面している。

　圧巻は、本邦初公開となるサービスアパートメントの「オークウッドプレミア東京ミッドタウン」だった。記者が一番見たかったのもこれだった。

　三井不動産はこれまで「オークウッドレジデンス麻布十番」と「オークウッドレジデンス六本木ティーキューブ」を開業しているが､今回のミッドタウンは設備仕様がオークウッドの最高級のもので､けた違いのグレードだった。三井不動産の人気億ションブランド��パークマンション�≠ﾆほぼ同様の仕様と見た。

　廊下の幅も広く、アルコーブは２メートル以上、ラウンジも高級ホテルのようだ。建具・面材には欧米ではよく用いられるという「アニグレ」材やチーク材が採用されており､洗面所には隣の浴室か見えるよう回転式薄型液晶テレビが据えられている。まるで外資系高級ホテルのスウィートルームのようだ。

　戸数は１０７戸で、サイズは４２〜１３３平方�bまであり、月額賃料は７０万円台から２００万円台まで。

　狭いタイプでも２人で泊まれば１泊４万円はしそうだから、超割安と見た。日本人の問い合わせも多いとか。

　それにしても同社を幹事とする６社が平成１３年、１，８００億円（坪単価７５９万円）で防衛庁跡地を落札したとき同業は「高値買い」と大騒ぎしたが､容積率は６７０％だから１種当たり単価は１１３万円だ。現在の相場の半値以下だろう。安い買い物をしたものだ。