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新価格≠フプライスリーダー 大京横浜支店

坪240万円の「相模大野」も販売好調

「ライオンズ相模大野ステーションエアリスタ」完成予想図

 

駅から徒歩3分 伊勢丹がすぐ目の前の好立地

 新価格≠フプライスリーダー的な存在の大京横浜支店が、今度は小田急線相模大野で新価格マンション「ライオンズ相模大野ステーションエアリスタ」を供給、好調な売れ行きを見せている。

 物件は、小田急小田原線相模大野駅から徒歩3分の相模原市相模大野3丁目で建設中の18階建て全139戸(住宅は135戸)の規模。専有面積は約43〜80平方b。坪単価は240万円。

 旧価格ならせいぜい坪200万円のエリアだが、駅近で伊勢丹などがすぐ目の前という好立地が人気で、昨年10月から販売を開始し、現在までに約半分を契約済みだ。来場者は約900件。

 人気の要因は、好立地にふさわしく設備仕様を高めていることが上げられる。逆梁、アウトフレーム、二重床・二重天井、省エネルギー断熱設計、先進型複層ガラスなども採用しているほか、モデルルームは数百万円のオプション仕様としてグレード感を出している。ほとんどの来場者は、モデルルームを見て「他と比べて、ここが一番いいじゃん」と歓声を上げるという。

 販売担当者も「こういう時期(価格の上昇局面)にはグレードを上げたほうが効果的」と、設備仕様を高めているのが奏功していると語った。

 同支店は、一昨年あたりから「日吉」(坪単価265万円)「港北ニュータウン」(同240万円)「たまプラーザ」(同250万円)など、同業も驚く新価格マンションを次々供給、成功させている。いずれも思い切って設備仕様を高めて差別化を図っているのが特徴だ。

 「相模大野」も相当の新価格だが、販売担当者は「駅の反対側では大型物件が予定されているが、当社のより高くなるはずで、当社のマンションは旧価格になる」と余裕を見せている。

 

(牧田 司記者 3月19日)
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