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野村不動産ホールディングス中野会長が退任

 野村不動産相談役に

 

代わって井基次氏が代表取締役に就任

 野村不動産ホールディングスは4月26日、取締役会長 ( 代表取締役 ) 中野淳一氏が5月1日付で退任し、代わって取締役・井基次氏が代表取締役に就任すると発表した。中野淳一氏は野村不動産相談役に就任する予定。

 中野氏は、バブル崩壊後低迷していた野村不動産の業績を劇的に向上させた功労者。中野氏は平成4年5月、野村証券専務から野村不動産顧問に就任。同年6月、専務取締役に就任、同7年6月から16年5月まで同社代表取締役社長を務め、同年5月から同社会長を務めていた。社長就任時に、それまで全国に展開していた不動産事業を首都圏のマンション分譲や投資事業などに集中させ、オーダーメイドマンション≠ビジネスモデルにした。

 高井氏は、平成14年の野村不動産マンションプランドプラウド≠フ立ち上げを主導、圧倒的な商品企画力で業界トップクラスのブランド力を持つまでに成長させた。現在、野村不動産副社長住宅カンパニー長を務める。

 井氏は奈良県出身。昭和24年生まれ。同46年3月、慶應義塾大学商学部卒業、同年4月、野村不動産に入社。平成6年6月、同社取締役、同10年6月、同社常務取締役、同12年6月、同社専務取締役、同 14年6月、同社専務取締役(代表取締役)、同15年6月、同社取締役副社長(代表取締役、現任)、同16年5月、野村不動産ホールディングス取締役(代表取締役)、同16年10月、野村不動産ホールディングス取締役(現任)。

(牧田 司記者 4月27日)

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