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ポラス 埼玉県「子育て応援」戸建認定第一号

「育実(はぐくみ)の丘」分譲開始


「育実(はぐくみ)の丘」モデルハウス

 ポラスグループの主にさいたま市で分譲事業を手がけるポラスマイホームプラザが9月15日から販売開始する「育実(はぐくみ)の丘」(全37戸)の1期分譲(13戸)が「埼玉県子育て応援分譲住宅」第一号に認定された。7日、県庁で認定式が行われた。

 この認定制度は全国で初めての取り組みで、10戸以上の新築戸建分譲団地を対象に、ハード・ソフト、立地条件などを総合的に評価し、子育て世帯に配慮された住環境を認定するもの。全国に先駆け今年6月1日からスタートした。認定を受けた物件は、認定マークの使用が認められ、県のホームページで紹介されるほか、県と金融機関が連携して住宅ローンの金利優遇の対象となる。23年7月から実施しているマンションに対する子育て認定制度では、これまで大成有楽不動産他「グランシンフォニア」(戸田市)とリブラン「エコビレッジ朝霞」(朝霞市)の2物件が認定されている。

 「育実(はぐくみ)の丘」は、 JR 浦和駅からバス9分徒歩3分、さいたま市緑区原山4丁目に位置する全37区画の団地。土地面積は100.10〜123.46u、建物面積は92.93〜109.92u、価格は未定だが、3,000万円台の半ばから4,000万円台の半ば。建物は軸組工法2階建て。

 認定基準である1u以上の玄関土間を儲け、ベビーカーや子どもの遊び道具などが収納でききる「シューズクローク」を設置するほか、家事をしながら子どもに目が届く対面キッチン、リビングの一角に子どもと家族がコミュニケーションを取りながら勉強や作業ができる「スタディカウンター」、日常的にコミュニケーションが図れる「リビングアクセス階段」などを設置しているのが特徴。

 また、各住戸に植えられるオリーブ、アプリコット、ブルーベリーの果実を使った料理教室、植栽講習、家族同士が交流できるイベントの開催なども予定し、コミュニティ形成の支援も行う。分譲地の中央に設置した公園には四季を感じさせる木々を植栽する。

 同社は残りの24戸についても認定を取得する予定。


県庁での認定式(左から2人目が埼玉県都市整備部長・南沢郁一郎氏、その右隣がポラスマイホームプラザ取締役・小林広明氏)

  
左が「スタディカウンター」付きのダイニング、右が対面キッチン

(牧田 司記者 2012年9月7日)