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価格はアップしたが人気必至「マリナゲートタワー」

一昨年の「コットンハーバータワーズ」より坪30万円上昇

 

  JFE都市開発、三菱地所、野村不動産の三社共同38階建て超高層免震タワーマンション「マリナゲートタワー」を見学した。

 同マンションは、JR京浜東北線東神奈川駅から徒歩11分の全250戸の規模で、専有面積は約72〜95平方b、予定価格は 3,300 万円台 (2LDK 〜 3LDK 76.98平方b) 〜 7,400 万円台 (2LDK 〜 4LDK 95.19m平方b) 、予定平均坪単価は195万円。設計・監理は三菱地所設計、施工は前田建設工業。

 一昨年に分譲し、圧倒的な人気を呼んだ「コットンハーバー タワーズ」(全 926戸)に隣接するもので、双方のマンションで合計1176戸のビッグタウンとなる。敷地内には住宅棟のほか、商業・業務棟、公園などが整備される。見事な既存樹の巨木も保存される。街と東神奈川駅を結ぶ舗道・道路もきれいに整備される。

 前回の「コットンハーバータワーズ」より平均坪単価は約30万円アップしているが、これは駅から約2分近くなったのと価格相場が上昇している影響でもあるが、単価上昇に見合う商品企画であるのは間違いない。天井高は標準階で約2.7メートルとなっており、設備仕様、セキュリティ面でもグレードアップしている。

 それでも、現在、各社が分譲しているみなとみらい地区と比べ単価はまだ30万円ぐらい安い。街の熟成度、ポテンシャルなどの問題もあり単純には比較できないが、この「コットンハーバー」「マリナゲートタワー」も住宅環境としてはみなとみらいに全然引けを取らないとみた。

 販売は6月下旬だが、すでに約2000組の来場者を集めており、再度人気となるのは必至だ。

 

(牧田 司記者 6月12日)