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2015/07/28(火) 00:00

三井不動産「合歓の郷」 「NEMU HOTEL & RESORT」へ名称変更

投稿者:  牧田司

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「NEMU HOTEL & RESORT」全景

 三井不動産は7月27日、来年開催される主要国首脳会議(サミット)の開催地に選定された三重県志摩市のリゾート施設「合歓の郷ホテル&リゾート」の名称を今年10月1日付で「NEMU HOTEL & RESORT」へ変更すると発表した。同施設では2013年4月から大規模なリニューアルを行っており、今年10月1日の施設内ゴルフコース「NEMU GOLF CLUB」のグランドオープンに併せて変更するもの。

 2016年春には、敷地内に世界トップクラスのラグジュアリーブランドであるアマンの新施設「AMANEMU」を加え、地域の魅力を活かしたアジアを代表する滞在型リゾートを目指す。

 全体コンセプトは「日本の原風景の再発見」。伊勢の南、熊野の東。遥か昔から美しい志摩の景色と、御食国(みけつくに)と呼ばれた「美し国(うましくに)」三重の食材を提供していく。

 「NEMU HOTEL & RESORT」は、鵜方駅(近鉄名古屋駅から特急で約2時間)からバス・タクシー約10分。宿泊施設は「AMANEMU」が客室28室、「HOTEL NEMU」が客室60室、「HOTEL EXCEED NEMU」が客室112室。その他「NEMU GOLF CLUB 」18ホール、マリーナ、屋外プール、テニスコートなど。

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「AMANEMU」客室

◇      ◆     ◇

 三重県出身としては、古くから親しまれてきた「合歓の郷」の名称が変更されるのは残念だが、サミットの開催地に選ばれたことで志摩が〝全国区〟になり、地域に賑わいをもたらすのは大歓迎。一時的な人気にとどまらず、リピーターが増えるようなリゾート地にしてほしい。

 賢島にはこのほか、高橋シェフのあわび料理で有名になった「志摩観光ホテル クラシック」(127室)、全客室が100㎡以上の「志摩観光ホテル ベイスイート」(50室)、「志摩スペイン村」と複合の「ホテル志摩スペイン村」(252室)、会員制の「プライムリゾート賢島」(105室)、旧郵貯の保養施設「アクアヴィラ伊勢志摩」(107室)を近鉄・都ホテルグループが運営しており、「志摩観光」がサミットのメイン会場になる模様だ。「クラシック」は現在改装中だが、昔のクラシカルな雰囲気は残してほしい。

 名古屋から近鉄特急で2時間とややかかるが、あのリアス式海岸の風景は絶景。朝も昼も夕方もいい。料理は伊勢えびやあわびもいいが、やはり世界ブランドの「的矢のかき」がお勧めだ。小粒だがふっくらしており甘みが強いのが特徴だ。食中毒の事故など起こしたことがない。これは三重の誇りでもある。

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英虞湾

 

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