東京都の新型コロナ感染者に占める年少者の割合が激増していることはこれまでも指摘してきたが、直近の9月5日から11日までの1週間の感染者10,474人と1月17日から23日までの1週間の感染者9,099人の年代別感染者数・比率を比較してみた。
20歳未満の感染者と全体に占める割合は、直近1週間は1,981人で18.9%に達しているのに対し、1月時点の感染者は763人で8.4%だった。10ポイント以上も上昇している。
一方、ワクチン接種が進んでいる70歳以上の感染者は、1月では1,380人、15.0%だったのが、直近1週間は496人、4.7%となっている。60代も直近1週間の感染者は1月よりほぼ半減し、比率も1月の9.0%から4.3%へ減少している。
感染者がもっとも多い20代の直近の感染者は1月より人数も比率も増加しているほか、30代も同様の傾向を示している。
20歳未満・高齢者の比率増加20代は減少 グラフで見る東京都のコロナ感染者(2021/9/4)