フージャースホールディングスは5月11日、2023年3月期決算を発表。売上高79,286百万円(前期比0.3%減)、営業利益8,425百万円(同25.95増)、経常利益7,280百万円(同27.9%増)、純利益4,557百万円(同48.5%増)。
不動産開発事業は、マンション1,146戸、戸建て39戸の合計1,185戸(前期比31.4%増)の引渡により、売上高49,916百万円(前期比37.0%増)、営業利益6,410百万円(同138.6%増)となった。営業利益率は12.8%(前期比5.5ポイントアップ)。
分譲型シニアマンションなどCCRC事業は、引渡戸数が前期484戸から当期287戸へ減少したことなどから、売上高13,314百万円(前期比35.9%減)、1,559百万円(同37.7%減)。粗利益率は25.3%と高い水準を継続している。
2024年3月期は売上高90,000百万円(前期比13.5%増)、営業利益8,600百万円(同2.1%増)、経常利益7,500百万円(同3.0%増)、純利益4,800百万円(同5.3%増)を見込む。
当期の期末配当金は当初予想から4円増配の28円とし、中間配当金24円と合わせ52円に増配する予定。24/3月期も55円(23/3月期比3円増配)の増配を予定している。5月12日現在の株価903円に対する配当利回りは5.76%と不動産ポストではトップクラスとなる。