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2024/03/10(日) 13:33

3.11から13年 前年比で仙台市も人口減少 増加は名取市のみ 太平洋湾岸の39市町村

投稿者:  牧田司

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2011311日の東日本大震災から明日で13年が経過する。警察庁の発表によると、令和6年2月末現在、死者は19,500人、行方不明者は2,520人となっており、復興庁によると、関連死は令和51231日現在、3,802人となっている。令和511月現在、避難者は当初の47万人から3.0万人に、応急仮設住宅などの入居は最大12.4万戸(31.6万人)から602 (958)にそれぞれ減少している。平成23年度から令和7年度までの15年間で32.9兆円程度の国費が投じられる予定。

 別表の通り、震災被害を受けた太平洋岸に位置する岩手、宮城、福島、茨城県の39市町村の令和621日現在の人口をまとめた。

前年同月比で人口が増加したのは宮城県名取市のみで、仙台市も0.1%ながら減少に転じたほか、被災29市町村全体では0.8%減少した。4県平均の減少率0.9%を1ポイント下回ったのは4県全体の人口約800万人のうち13.7%を占める仙台市が微減にとどまったため。被災地全体の減少率は県全体の減少率を上回っている。

 被災前人口との比較では、人口が増加しているのは仙台市、名取市、利府町の3市町のみ。女川町が39.8%減となっているほか岩手県の岩泉町、山田町、宮城県の南三陸町、山元町が30%以上減少している。仙台市を除く38市町村の減少率は13.8%に達しており、4県全体の減少率7.7%より6.1ポイント上回っている。

 

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