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2022/05/29(日) 15:05

ミサワ KUF勝利の方程式完成というが…先立つ打の不安 全員SDGsバッジは立派

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ミサワホーム 勝利の方程式KUF(左から加藤、植松、古市)

 先日書いたミサワホーム野球部の続き。岡崎監督は「めちゃくちゃ強くなっている」と豪語したが、RBA野球記者歴30年余の小生は騙されない。みんな野球がやれる状態ではないと見た。以下、各選手のコメントなどを紹介する。

 ミサワホームの投手といえば、Wエースの古市と植松だ。今年31歳の古市は「わたしは歳だけ重ねてきただけ。もう抑えに回る。西武平良のように1回なら抑える自信がある」と語れば、30歳の植松は「左のワインポイント、クローザーに転向。森福、遠山、葛西を彷彿させるピッチングをしたい。新エースの加藤のK、わたしのU、古市のF、KUFの勝利の方程式が完成した」と自信たっぷりだった。

 その植松、古市が「新エース」と持ち上げた加藤(26)は入社5年目。愛知県勤務から3年前に東京支社 東京北支店に異動してチームに合流した。高校は2019年の夏の甲子園に初出場した愛知県の誉高校で、大学は中部大学。1年後輩に2014年の夏の甲子園で大阪桐蔭に善戦して準優勝した三重高校のエース今井がいる。加藤は「今井とわたし? いゃ、今井は凄い球を投げた。わたしはエースではなかった」と話したが、新エースに抜擢されたのにはまんざらでもなさそうだった。

 この3投手がコメント通りの役割を果たせば上位進出は可能だろうが、打線が不安だ。小生のファンの、新人の頃は凄い打球を飛ばしていた高橋北斗は不摂生が祟ったか、より一段と成長しており、野球がやれる体形ではない。本人は「野球? やってないすよ。これから調整するしかない」と言ったが、期待より不安が先立つ。

 古市、植松の女房役でチームを引っ張ってきた井町も同様だ。「ゴルフしかしていない」ドライバーは300ヤード飛ばすようだが、相撲取りのような恰好をしていた。「太った? いえいえ、もとからこんなもの。体重? 煩悩の数と一緒、108キロ」ととぼけていた。「食う」「寝る」のほかに高次な欲望を抱いているのは聖人君子だけだと小生は思っていた。井町もその域に達したか。

 「一球入魂」の鈴木が活躍したシーンは全然記憶になく、かつての巧打者・相田も「野球? 全然やってません。もうDeNAの応援だけです」と圏外。

 「今日からマネージャー」の山崎さん、こんな選手をあなたは再生できるか。

 まあしかし、いま気がついたのだが、全員SDGsバッジを胸に付けていた。本業ではみんな優秀なのだろう。本業で頑張ってくれれば文句ない。

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左から井町、相田

ミサワ岡崎監督 得意技さく裂 札幌ドームビール売り経験者〝今日からマネージャー〟(2022/5/23)

 

 

 

 

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