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2023/10/07(土) 16:43

地所「ホトリア広場」、積水ハ「新・里山」など 環境省「自然共生サイト」認定

投稿者:  牧田司

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三菱地所「ホトリア広場」の「濠プロジェクト」

 三菱地所は10月6日、同社と大丸有環境共生型まちづくり推進協会(エコッツェリア協会)が管理・運営している「ホトリア広場」が環境省「自然共生サイト」に認定されたと発表した。

 「ホトリア広場」は、皇居外苑濠に隣接する大手町ホトリア(大手門タワー・ENEOSビル、大手町パークビルからなる街区)の西側に位置する環境共生型の緑地広場で、生物多様性に配慮した管理を行い、皇居外苑濠の豊かな自然と歴史的景観との調和を生み出しています。

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積水ハウスは10月6日、同社とウェスティンホテル大阪、ダイハツディーゼル新梅田シティ、野村不動産が保有・管理する企業緑地「新・里山」が環境省の「自然共生サイト」に選定されたと発表した。

「新・里山」は、「新梅田シティ」の北側約8,000㎡の公開空地として2006年に完成。日本の原風景である「里山」を手本とし、「5本の樹」計画に基づいた在来種を中心に植栽を行った憩いの空間。

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積水ハウス「新・里山」

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 環境省は、「ネイチャーポジティブ」の実現を目指すため、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全する目標(30by30目標)を掲げ、企業の森や里地里山、都市の緑地など「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」を「自然共生サイト」として認定する取組を令和5年度から開始。今回、全国122か所(35都道府県)が環境大臣認定を受けた。

 住宅・不動産業界ではこのほか東京建物「大手町タワー」(千代田区、0.3ha)、長谷工コーポレーション「長谷工テクニカルセンター」(多摩市、0.8ha)、旭化成・旭化成ホームズ「あさひ・いのちの森」(富士市、1ha)、住友不動産「住友不動産の森」(裾野市)が認定されている。

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東京建物「大手町タワー」

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 記者は今回認定を受けた「ホトリア広場」「新・里山」「大手町タワー」「長谷工テクニカルセンター」を見学・取材している。ともに素晴らしい。

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