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2024/03/09(土) 15:48

野田市内で17年ぶりマンション 坪単価200万円 JR西プロ「梅郷」

投稿者:  牧田司

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「プレディア梅郷ステーションフロント」

 JR西プロパティーズが分譲中のマンション「プレディア梅郷ステーションフロント」を見学した。梅郷駅から徒歩3分、区画整理事業地内の全48戸で、坪単価は200万円。土地代がただでもこれからは建てられそうもない〝安さ〟が売りで、野田市内では17年ぶりのマンション供給という。

 物件は、東武アーバンパークライン梅郷駅から徒歩3分、区画整理事業地内の商業地域に位置する14階建て全48戸。現在先着順で分譲中の住戸(5戸)の専有面積は63.55〜67.13㎡、価格は3,698万~4,188万円。坪単価は200万円。竣工予定は2025年7月下旬。販売代理はプレシャスホームズ。設計・監理はNEOデザイン。施工は建研。

 現地は、平成6年6月に事業認可され、令和8年3月までが事業期間とされている約5.2haの梅郷駅西土地区画整理事業地内に位置。敷地西側は17年前に分譲された新日本建物「ルネッサンス梅郷駅前」(83戸)に、東側は介護施設の「ユニマットそよ風」にそれぞれ隣接。敷地北側は 1,570㎡の街区公園に近接。建物は南側道路に接道。南側は戸建て住宅街。駅前にはスーパー、銀行などが立地。

 住戸プランは南西向きで1フロア4戸(東南・南西:67.13㎡、中住戸:63.55㎡)。主な基本性能・設備仕様は、二重床・二重天井、リビング天井高2450ミリ、奥行き2mバルコニー。御影石キッチンカウンター、食洗機、浴室タオル掛け2か所はオプション。床暖房はなし。施工の建研は昭和41年創業の大阪発祥のプレキャストを得意とする建設会社で、平成18年に新日本建設のグループ会社になっている。

 同社住宅開発部事業推進グループ・金尻涼真氏は「来場者は100組近く。シニア層の買い増しも目立ちます。価格を抑え、駅前に住む価値をアピールしています。流山おおたかの森は坪単価400万円をはるかに突破していますので半値です」と語っている。

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モデルルーム

◇        ◆     ◇

 見学することにしたのは、同社が2024年2月2日、「2024年1月20日(土)より『プレディア梅郷ステーションフロント』の分譲を開始し、第1期1次販売として供給された全戸(12戸)に登録申込をいただき即日完売となりました」とプレス・リリースしたからで、用地を仕入れたのは、早大-三菱重工野球部選手として活躍した、小生と同名の義積司氏というのも後押しした。

 坪単価は予想通り。エヌ・ティ・ティ都市開発など5社JVの「ウエリス八千代村上」と同じくらいだろう。もっと安いオープンハウス・ディベロップメントが分譲中の「オープンスクエア南栗橋」もあるが…。

 「梅郷」と聞いても知らない人が多いかもしれないが、バブルがはじけるまでの東武アーバンパークライン沿線は(当時は東武野田線)は建売住宅のメッカだった。4~5,000万円台でも飛ぶように売れた。同駅圏の建売住宅も何度か取材したことがある。

 同沿線は大宮、春日部、流山おおたかの森、柏、新鎌ヶ谷、船橋の鉄道駅に繋がる。東武鉄道、各行政が連携して街のポテンシャルをあげる取り組みをすべきだと思う。

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現地

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駅前の公園

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