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三井不動産-タイセイ・ハウジー

 

三井不動産 壮絶な打ち合いを制す
復活だ 相澤だ 三井だ 〝久々の本物〟斎藤も大活躍



〝真っ向勝負だ〟三井相澤

  1 2 3 4     合 計
タイセイ・ハウジー      
三井不動産      

(5回時間切れ)


   タイセイ・ハウジー 野呂3安打及ばず

 激しい打ち合いとなったが、毎回得点の三井が逆転勝ち。久々出場の村原が貴重な2点3塁打を放った。相澤投手は7安打を浴びながら勢いのあるストレートとキレのいい変化球で9つの三振を奪った。タイセイは登板した椎名-小久保-野呂がことごとく失点した。最後は一打逆転の好機に千葉英があわやの大中堅飛に倒れた。昨年準Vのタイセイは予選敗退が決まった。

 三井は初回、いきなり先頭の斎藤がタイセイに恐怖心を与えるのに十分な完璧な当たりの本塁打。

 
タイセイ 椎名

 
タイセイ
椎 名
高 柳
⑥1 野 呂
⑧18 横 田
千葉英
井 上
④8 檜 垣
千葉政
近 藤
内 山
振球犠
9 5 0 31 26
…………………………
三 井
斎 藤
福 田
相 澤
工 藤
小 山
溝 口
大 井
白 井
村 原
振球犠
1 8 1 31 22
…………………………
投 手   回 安 振 球 責
椎 名 2 3 0 1 2
小久保 0.0 0 0 2 1
野 呂 3 5 1 5 4
…………………………
相 澤 6 7 9 5 5
本塁打 斎藤
3塁打 村原 千葉政
2塁打 野呂 斎藤
檜垣 溝口

 

 2回には6番溝口の2塁打を8番白井が適時打を放ち1点追加。1点リードを許した3回には押し出しで同点。4回には1死から斎藤、福田、相澤の3連続長短打で2点を挙げリードを奪い、5回には9番村原が2点3塁打を放ちタイセイを突き放した。

 相澤はこれまでで最高のピッチング。肩痛を抱えているはずだが、ストレートを主体にキレのいいスライターを低めに集めた。相手2番野呂に3安打されるなど7安打を浴びたが、みんな勝負に行った球。主砲の千葉英は2三振を奪うなど4打席とも討ち取った。ほれほれする内容だった。

 タイセイは惜敗。2点を追う3回、この回先頭の1番椎名が四球を選び、続く野呂が中堅前安打してチャンスをつくり、2死後、5番井上、6番檜垣の長短打で3点を挙げ逆転。

 4点を追う6回には3つの四死球と9番内山の内野安打で満塁と攻め立て、野呂の3本目の安打が2塁打となり2点差、横田も歩き再び満塁。ここで主砲千葉英。これまで3打席とも外の変化球に討ち取られていたが、相澤が投じた初球スライターを待ってましたとばかりに捕らえた。ほぼ完璧の当たりに思えたが、高く舞い上がった球は失速し中堅飛に倒れ万事休す。

 登板した椎名、小久保、野呂とも本来は投手でない弱点を突かれた。

○ 工藤監督&捕手 (相澤投手の)球を受けてて楽しいかって? とんでもない(真っ向勝負の投球、特にスライダーは見ていて記者は楽しかった)

○ 相澤 まだまだ。半年に1回ぐらい投げられるかどうか

○ 溝口 斎藤? 牧田さん書いたじゃないですか。久々の本物(記者は初戦で斎藤を「慶応高校-慶大野球部。活躍したら書いて下さい(4-1。最終回、ショートゴロを落ち着いて裁き、3塁走者を本塁で刺殺したプレーはプロ級)」と書いたが、この日は1塁を守っていたので別人かと思った。この前は「プロ級」と守備をほめたが、この日は何でもないゴロをいきなりエラーをした)

○村原 入社4年目の30歳。選手が足りないからと狩り出しておきながら、相当の野次を僕に飛ばした。味方の野次に勝ててよかった(目の覚めるような本塁打を放った。あれがなければ試合はどうなっていたか)

● 千葉英 惜しかった … (4打席目に大飛球)


〝会心の当たりだったな。エラーのお返しだ〟三井斎藤


〝よくやった、オレの出番なんかなかったよ〟相澤をねぎらう溝口(この男も要注意。この体つきで長打を放つ)


〝どうだ、オレがいなかったら勝てたかどうか〟三井村原

 
〝惜しかったなぁ。終わっちゃったなあ〟タイセイ・ハウジー

(牧田司記者 平成25年7月7日)

 


 

 

 

 

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