ケンコーポ 10年ぶり2度目の総合優勝 ベテラン金子決勝打
小笠原 変化球冴え7回を毎回の10奪三振
勝利の瞬間のケンの観客席
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 合 計 | |
ケン・コーポレーション | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | - | - | 3 |
積水ハウス京葉 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | - | - | 0 |
(7回2時間 時間切れ)
積水ハウス京葉 首位打者・阿久津は仕事で欠場ケンコーポは2回、この回先頭の4番小笠原が内野ゴロ敵失で出塁。続く大原の内野ゴロで小笠原は2封されたが、尾関の内野ゴロで大原が3進した2死後、7番金子が追い込まれながらもしぶとくセンター前に運び1点先制。 その後はチャンスが作れなかったが6回、この回先頭の2番矢澤が1塁内野安打で出塁、続く羽中田も左翼前安打を放ったあとの2死1、3塁から6番尾関が左翼前安打(前進して捕球しようとした左翼手が捕球できず後逸し記録は2塁打)して決定的な2点を追加。野手陣もほぼ完璧に守った。
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小笠原はいつもの速球に加えカーブ、スライダーが冴えわたり7回を毎回の10奪三振。2安打完封。
積水ハウス京葉は完敗。小笠原のキレのいい変化球に3回までパーフェクトに抑えられた。4回、1死から2番富井がセンター前にチーム初安打を放ち、続く生田のセンターライナーが敵失となり1、2塁の好機を作ったが、後続が絶たれた。放った安打は富井のこの回と6回の内野安打2本に抑えられた。生田投手は5回まで小笠原と互角の投球を見せたが、6回、球威が衰えたところで痛打を浴びた。水曜ブロックの首位打者・阿久津は仕事で欠場したのも痛かった。
○ 田邊監督 やっと念願がかなった。タイムリー2本。小笠原もよく投げたが、みんなが勝つ気で臨んだ。みんなの勝利 (試合後、目をうるませていた)
○ 羽中田捕手 小笠原はコーナーに変化球がよく決まった。ストレート? 5分の2ぐらい
○ 小笠原 変化球? 3分の2ぐらい投げた
○ 金子 打ったのはストレート。ベテランの意地だ
○ 尾関 もちろんタイムリーも嬉しいが、最初の打席で決勝打を呼ぶ進塁打を打てたのがよかった
○加地さん(笠の奥さん) うちは場馴れしているから(試合前、勝利を確信していた)
● 堂原監督 いやぁ悔しい。完全に負け。負けた
● 生田 また帰ってくる … 球威が突然落ちた? ノーコメント(28歳の年齢のせいにはしなかった)
● 棚橋 初めて三振した。2度目はバットを短くしたが … 。相手投手はクレバー
● 山崎 全然ダメ。位置から出直し(期待の若手も変化球に3打席三振)
ケンの応援席
ケンの応援席
バックネットでバック転をするケンの女性
「皆さん、レベルが高いですね」
(観戦する左から中国大使館公使参事官・周海成氏、同大使館友好交流部三等書記官・王麟氏)
最後まで観戦し、試合後は中国大使杯をケンコーポに手渡した
積水の応援団 積水磯野のご家族
積水のマネージャー
積水磯野の中学校の同級生
(牧田司記者 平成25年5月17日)
積水ハウス京葉 王者・旭化成ホームズを下し初優勝
生田が6回3安打完投 犠飛の2点守りきる
積水ハウス京葉 勝利の瞬間
1
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2
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3
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4
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5
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6
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7
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合 計
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積水ハウス京葉 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | |||
旭化成ホームズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 |
(6回時間切れ)
旭化成ホームズ平山 失点はいずれも無死から四球積水ハウスは初回、先頭の磯野がいきなり左翼前安打を放ち、すかさず2盗を決めたが後続が続かず無得点。2回にはこの回先頭の5番竹内が四球で出塁し、続く富井の何でもない投手ゴロを平山が2塁へ悪送球する間に竹内は3塁へ。1死1、3塁の好機をつくり、7番山崎がきっちり犠飛を放ち1点先制。3回にも制球に苦しむ平山から先頭の磯野が四球で出塁。ここで平山は降板。今野に交代したが、2番阿久津が幸運な中堅前安打を放ち、生田が倒れた後、主砲の佐藤が犠飛を放ち貴重な追加点。
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生田投手は速球が冴え、時々投げる(すっぽ抜けの)カーブが効果的で4回までノーヒット・ノーランの快投。5回からは疲れからか速球を外野に運ばれたが、最後まで力で牛耳り1失点完投。野手陣も無失策で生田を盛り上げた。
旭化成ホームズはここ数年、ほぼ完璧に抑えてきた平山の乱調が誤算。変化球が決まらず、3イニングとも先頭打者を出塁させたのが痛かった。打線は後半に反撃したが、一歩及ばず。
○ 堂原監督 歴史を塗り替えることができた。いいチーム
○ 生田 竹内が「気をつけろ」と言ってきたが … 。あいつのリードが悪かったということ(5回の2死2塁のピンチで菅野を迎えたとき、竹内はタイムをとりマウンドに向かった場面)
○ 棚橋 相手はみんな仕事も全国クラス? 僕だって全国クラス
● 佐藤 平山? 今期はずっと支えてきてくれたから …
● 今野 僕はリトルリーグのときは3塁手だったんだ(今日の投球を見る限り、まだまだ衰えは見られず)
● 三好 松尾の変化球が決まるようになった? いや、あいつの持ち味は速球
積水 堂原監督 旭化成 鈴木監督
山崎の犠飛で生還する竹内 (捕手は津久井)
犠飛を放った佐藤を迎えるナイン(左)と生田を称えるナイン
旭化成ホームズ今野投手と田代
積水 棚橋(左)と磯野
竹内はピンチの場面で何をしゃべったか
記者の目 生田が5回、2年目の田代に初安打となる左翼前安打を許し、2死2塁の場面。打席には菅野。菅野は初打席のとき、7、8球粘り、結局高めのカーブで三振に倒れたが、記者は旭化成の中で一番振れていると思った。まともに勝負しないほうがいいと思った。同点の走者にはなるが、菅野は歩かせてもいいと判断した。
竹内捕手も同じ考えではなかったか。タイムを取り、生田になにやら話した。中身は明らかにしなかったが、生田は「竹内が気をつけろと言った」と打ち明けた。本人は「少し抜いた球」といったが、ストレート勝負し完璧に菅野に捕らえられた。
生田は6回にも木下から三振を奪ったが、菅野のときと同じ高めのボール気味のカーブだった。生田があの場面でカーブを投げられるようだったら草野球などやっていなかったのではないか。
しかし、生田にしてみれば、緩いカーブを狙われて打たれるより、ストレートで真っ向勝負を挑む気持ちも分からないではない。この日はそのような投球をした。間違いなくRBAを代表する投手だ。ケンコーポ・小笠原との対決が見ものだ。ケンには生田の球を打てる打者はほとんどいないし、小笠原の球を打てる積水の打者もそういない。1点勝負になりそうだ。
(牧田 司記者 平成25年4月25日)
2日後の東証一部上場に花添えるドーム決定
先頭打者本塁打を放った今野
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
オープンハウス | 1 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 4 | |||
三井不動産リアルティ | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 |
(6回時間切れ)
三井不動産リアルティ ドーム進出 4度目の逸機
オープンハウスが接戦を制し決勝進出を決めた。今野 が先頭打者本塁打を含む猛打賞3打点の活躍で、エース川崎が味方の失策による2失点に抑え完投。東証上場を2日後に控え、高校野球球児だった荒井社長に最高のプレゼント。三井リアルは安田-水野の継投が実を結ばなかった。
オープンハウスは初回、先頭打者の今野が初球ストレートを左翼越え本塁打。2回には6番塚中の安打を足がかりに8番宮坂の犠飛で1点追加。1点差に迫られた4回には、2死2、3塁から今野が適時打を放ち貴重な2点を追加した。川崎は2失点したが、失策からのもので自責点はゼロ。ここぞの場面では力で押し、7つの三振を奪った。
三井リアルはあと1歩及ばず。2回、6番引地の適時打で1点を返し、3点差とされた5回には1番澤村の内野安打で2点差としたが、それまで。先発の安田は4回、先頭打者に四球を出した時点で降板。2番手の水野が2死から痛恨の安打を許した。
川崎 安田
〝よっしゃー ドームだ〟オープンハウス
○佐藤監督 初のドームなのでいい試合をしたい。謙虚に戦いたい
○今野 初球ストレート。前夜、飲まなかったのがよかった
○荒井社長 ぜひ旭化成に勝ってほしい。ドームは全社員を動員する(佐藤監督から携帯で報告を受け)
●安西監督 1番打者にすべてやられた。警戒はしていたが…。これでドーム進出を4度逃した。残念。もう1回鍛えなおす
●藤井人事部長 僕の本職は陸上の短距離。記録は100メートル10秒6。当時の日本ランキングで50台(元巨人の駒田氏にそっくりで、現役のころは打てそうな雰囲気をいつもかもし出していた。陸上の選手だったとは)
佐藤監督
2点差に追い上げた三井リアルのベンチ
元ジャイアンツの駒田さんにそっくりな藤井人事部長(左)と吉田助監督
旭化成ホームズ 久保田の巧打、北寒寺の好守光る
初采配で勝利した山本監督をねぎらう松浦氏
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 合 計 | |
タイセイ・ハウジー | 0 | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | - | 5 | |
旭化成ホームズ | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | - | 5 |
(7回延長サドンデスでも決まらずジャンケンで決着)
2点を先制された旭化成は2回、この回先頭の4番久保田が中堅前安打を放ち盗塁、1死後、6番松島が四球でチャンスをつくり、7番杉本と8番津久井の長短打で同点。2点を追う5回には、2死2塁から3番佐藤が中堅前安打。中堅手が2塁走者を本塁で刺そうと前進したが、その球を後逸する間に佐藤も還り同点。延長サドンデスでは、久保田が四球を選び再び同点としたが後続が続かず。4番久保田のシュアなバッティングと、プロ並みの美技を披露した北寒寺の守備が光った。 先発の平山はよく投げたが本塁打を含む3本の長打が失点につながった。6回から投げた松尾は力で相手をねじ伏せた。
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タイセイは悔やまれる敗戦。2回、敵失で出塁した5番野呂を1塁に置き、新人の 6 番椎名の中堅前ライナーは中堅手がノーバウンドで捕球しようと前進したが及ばず。球を後逸する間に椎名も生還(記録は本塁打)。同点に追いつかれた3回には、2塁打した横田を3番千葉英が幸運な内野安打で還し1点リード。さらに4回、この回先頭の5番野呂が左中間2塁打し、椎名の深い中堅飛で3進したあと、7番千葉政の右翼犠飛で1点追加。
先発の横田は序盤コントロールに苦しんだが、しり上がりに調子を上げた。2番手の椎名もストレートは球威があった。
○山本監督 負けなくてよかった。いろいろ課題も見つかった。単身赴任だが、水曜はこちらに来る。選手としても機会があれば出たい(4月から異動で名古屋営業所の課長。初回、1死2塁から3番佐藤に初球エンドラン、佐藤の当たりは痛烈な中堅ライナーとなり併殺となったが、積極采配が目立った。延長サドンデスでも先頭に好調久保田を指名。采配が冴えた)
○久保田 若手が育ってきているので … もう7年間もやってますので(3打数2安打。サドンデスでは押し出し四球。相手の井上捕手も「あの4番はいやになるほどすごい」と舌を巻いた)
○杉本 いゃあ、あれは取らなきゃいけなかった(3回、スピンがかかった千葉英の当たりを取れず。打撃では2安打1打点)
○横田 5回に選んだ四球で首の皮一枚残ったですかね(館林-青学の新人。青学では軟式。中堅手として初出場。椎名の当たりも横田の当たりも捕っていれば超美技)
○津久井 まだまだ思い通りじゃない(2回、同点打を放ったが)
○堀井顧問 営業の課長職は大変だが、山本は幹部候補生。頑張って欲しい(元監督・執行役員。若いころは営業で〝伝説の男〟と呼ばれたほどの成績を残している)
●千葉英 いやぁ、いい練習になった。胸を借りるつもりで戦ったが、まあまあ、みんないい動きをしていた(4月に第 1 子の女の子が誕生。「男だったら秀吉(自分の名前をとって英吉か)にしようと思っていたが。女の子だったので寧音(ねね)にした。もう、娘がかわいい。家庭が大事と試合前)
●井上 横田も椎名も投手出身でないので … それなりのリードはできた
●千葉政 投手? よくない。野球より家庭ですよ家庭。早く帰りたい(結婚半年。今秋に第1子誕生予定とか。横浜高校時代は西武涌井の2番手。犠飛で貴重な追加点)
●椎名 あれは走者を刺そうと思って…軟式の練習? 2回やりました(関東一の主将-中大野球部の新人。5回、中堅前安打を後逸して。千葉英は「ぼくは試合前、軟式は弾むから注意しろとちゃんと説明しているよ」)
●山田 野球? 全然経験ありません(新人)
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久保田 | 杉本 |
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千葉英 | 野呂 |
旭化成・横田 タイセイ椎名 新人はつらつデビュー 守備では課題も |
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横田(左)と椎名 |
旭化成ホームズ横田、タイセイ椎名のそれぞれ新人2人がデビュー。横田は難しい当たりを2度捕球できず、椎名も刺殺をあせって同点となる失策を犯したが、記者は積極果敢なプレーは責められないと思う。いかにも新人らしいプレーだ。
守備ではまずいところもあったが、打撃は2人とも長打力のあるところを見せた。横田は初打席にいい当たりの外野フライを打ったし、5回には粘って四球を選んだ。盗塁も見せた。椎名も初打席で本塁打し、2打席目もいい当たりを放った。2人は間違いなくレギュラーを取れる選手だ。旭化成はもう一人の新人、池田も6回裏、2死1、2塁で代打で登場。力みすぎか三振。
タイセイ新人・山本
(牧田司記者 平成25年6月5日)
伊藤忠ハウジング 城西大カルテットが大活躍
神が完投 大倉は2発 渡辺3打点 杉山も長打
伊藤忠ハウジング神
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三菱UFJ不動産販売 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 | ||||
伊藤忠ハウジング | 8 | 2 | 1 | 4 | X | 15 |
三菱 UFJ 不動産販売 投手難解消されず伊藤忠ハウジングが序盤に大量点を奪いコールド勝ち。三菱UFJ不動産販売は12四死球が痛かった。 伊藤忠は初回、三つの四死球から1死満塁の好機をつくり、5番渡辺が走者一掃の3塁打。なおも3つの四球から1番大倉が満塁弾を放ちこの回一挙8点。その後も攻撃の手をゆるめず、大倉の2打席連続の本塁打などで加点して三菱 UFJ を圧倒した。大倉は5打点の活躍。
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三菱UFJ は初回、敵失と5番池田の適時打などで2点を先制したが、その裏大量失点。投手難は解消されていない。
○ 面高監督 捕手が欠場して急遽、僕が勤めた
○ 杉山 今日は大倉がよく打ち、神がよく投げた。伊藤は温存。僕も打った。多摩平はいいよ。抜群(マンションをしきりにアピール)
伊藤忠ハウジング大倉
(牧田司記者 平成25年6月21日)
ポラス 延長サドンデス制す 主砲清水がサヨナラ打
〝勝つためには投資を惜しまないんだ。3万円のバットだぞ〟ポラス清水
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1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | ||
ちばリハウス | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | ||
ポラス | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1X | 3 |
(延長サドンデス)
ちばリハウス エラーで獲った得点 エラーでお返しちばリハウス篠原、ポラス岩瀬の投手戦はお互い失策による2-2の同点で6回までに決着がつかず、サドンデスの結果、ポラスの主砲清水が決勝打を放った。 2点を追うポラスは5回、この回先頭の6番石橋がチーム初安打を放ち、2つの敵失と2つの四球などで同点に追いついた。サドンデス(1死満塁で攻防)では4番清水が痛烈な中堅越え安打を放ちサヨナラ勝ち。岩瀬投手は5安打を許したが、8三振を奪うなど要所を締めた。
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ちばリハウスは惜敗。3回、3番横田の安打と2つの敵失で2点を先取したが、5回、おなじように2つの失策で同点に追いつかれた。延長サドンデスでは、横田の当たりは3塁真正面をつき併殺で0点だったのが痛かった。
○ 石橋監督 前半は相手投手の術中にはまった。岩瀬がよく投げた。清水? あいつはいつもおいしいところばっかり持っていく。もっと早く打って欲しかった
○ 清水 ドンピシャリ。3万円のバットで打った
○ ナイン さすが4番(とおだてる)
○ 岩瀬 こんな緊張したくない
● 小川監督 しゃあない。最後は篠原が打たれたら桑迫で行こうと考えていた(6回の1死2塁のピンチで、好投の篠原に代え桑迫を起用。桑迫は四球を挟む2三振を奪い期待に応える)
左から清水の決勝打で生還した上津原、清水、石橋監督
延長サドンデス ちばリハウス横田の当たりは3塁真正面で併殺
(牧田司記者 平成25年6月21日)
ナイス 終盤に集中打 村尾-正木の継投も決まる
本塁打を放ったナイス横澤(左)と斉藤
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
ナイス | 1 | 0 | 0 | 4 | 6 | 11 | ||||
コスモスイニシア | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 2 |
(5回コールド)
コスモスイニシア 拙守たたるナイスが終盤に集中打を浴びせ圧勝。村尾-正木の若手の継投も決まった。コスモスイニシアはベテラン吉村が巧投したが、2番手の高橋が痛打を浴びた。 同点に追いつかれたナイスは4回、この回から代わった高橋投手を攻め、7番正木の適時打で2点勝ち越し、続く斉藤の2ランでリードを広げ、5回には横澤の2ランを含む7本の長短打で大量6点を奪い試合を決めた。村尾-正木とつなぎ2安打2失点リレー。
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○ 城戸監督 何とか出られるようになった。みんなよく打ってくれた(確か、数年前から仙台、新潟勤務になったはずだが、野球のために帰ってこられるようになったようだ)
○ 横澤 本塁打? 僕も記憶にないぐらい昔(先制打にダメ押しの2ランの活躍。本塁打は 5 ~ 6 年振りではないか。同僚の芦澤は2三振)
●吉村 投手交代を間違ったか。私は悪くなかった。相手はよく打つし、2番手の投手がよかった。ミサワの大野さんはまだやっているんでしょ。僕も大野さんが止めるまでやめない(吉村は46歳。日曜ブロックの大野は元西武・工藤氏と同じ51歳)
● 岩崎 … (初回の失点はチームの失策から始まった。吉村は完璧に抑えていただけに悔やまれる。4回、自ら本塁打を放ったが焼け石に水)
ナイス 村尾
ナイス 城戸監督
(牧田司記者 平成25年6月21日)
旭化成ホームズ大勝 山本新監督 新人起用ズバリ的中
今野 仕上がり万全 新人松井は4打点
4打点の活躍をした旭化成・松井を迎える北寒寺(中央は津久井)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
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合 計
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旭化成ホームズ | 5 | 4 | 5 | 1 | 15 | |||||
みずほ信不動産販売 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
(4回時間切れ)
みずほ信不動産販売は完敗 4回ノーヒット旭化成ホームズが大勝。新人・松井が4打点の大活躍、投げては先発したベテランの域に達しつつある今野が全盛時を彷彿させる力投を見せ、山本新監督に初勝利をプレゼント。みずほは、かつて旭化成を完璧に抑え込み〝あわや〟のシーンを演出した山下が先発したが、肩痛には勝てず痛打を浴びた。打線は4回まで無安打に抑えられた。 旭化成は初回、先頭の新人横田が安打で出塁、2番の新人原田も四球で出塁。そのあと敵失、四死球を挟み7番津久井の適時打などで一挙5点を先取。2回には死球を挟む5連打などで4点を追加。先発した山下をKO。3回以降も松井の2ランなどで相手を圧倒、12安打15得点でコールド勝ち。
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先発した今野は完璧ピッチング。ストレートに威力があり、高速スライダーがコーナー一いっぱいに決まった。
みずほは完敗。手も足も出なかった。4回まで無安打に抑えられ、7三振を喫した。
○ 山本監督 昨日、戻りまして … (4月から名古屋勤務に異動。新人の横田、原田、松井を先発で、1番が定位置だった北寒寺を3番に、主砲松島を8番に起用するなど山本カラーを打ち出す。采配はドンピシャリ。北寒寺は無安打だったが、松井は4打点の活躍)
○ 今野 僕の投球を見て。球は速いよ。新人の3人は足が速いよ(確かに。あれは打てない。平山も「すごい」と脱帽。課題はスタミナだが、松尾も2回をピシャリ)
○ 松井 関学出身です。名古屋勤務。これから寮に戻り、明日の生命保険の試験の勉強です。宅建? 宅建より FP を取得するよう言われています(大阪出身。本塁打を放った打撃はきっちりセンター返し。相当のレベル)
● 中村監督 しょうがない。山下は肩を痛めているからね
旭化成ホームズの新人(左から横田、原田、マネージャーの小林さん、池田、松井)みんなこれから寮に戻って明日ある生命保険の試験とか(ハウスメーカーは宅建よりFPの資格のほうが大事とか)
〝相手が悪かった〟みずほ信不動産販売
(牧田司記者 平成25年6月21日)