2日後の東証一部上場に花添えるドーム決定
先頭打者本塁打を放った今野
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
オープンハウス | 1 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 4 | |||
三井不動産リアルティ | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 |
(6回時間切れ)
三井不動産リアルティ ドーム進出 4度目の逸機
オープンハウスが接戦を制し決勝進出を決めた。今野 が先頭打者本塁打を含む猛打賞3打点の活躍で、エース川崎が味方の失策による2失点に抑え完投。東証上場を2日後に控え、高校野球球児だった荒井社長に最高のプレゼント。三井リアルは安田-水野の継投が実を結ばなかった。
オープンハウスは初回、先頭打者の今野が初球ストレートを左翼越え本塁打。2回には6番塚中の安打を足がかりに8番宮坂の犠飛で1点追加。1点差に迫られた4回には、2死2、3塁から今野が適時打を放ち貴重な2点を追加した。川崎は2失点したが、失策からのもので自責点はゼロ。ここぞの場面では力で押し、7つの三振を奪った。
三井リアルはあと1歩及ばず。2回、6番引地の適時打で1点を返し、3点差とされた5回には1番澤村の内野安打で2点差としたが、それまで。先発の安田は4回、先頭打者に四球を出した時点で降板。2番手の水野が2死から痛恨の安打を許した。
川崎 安田
〝よっしゃー ドームだ〟オープンハウス
○佐藤監督 初のドームなのでいい試合をしたい。謙虚に戦いたい
○今野 初球ストレート。前夜、飲まなかったのがよかった
○荒井社長 ぜひ旭化成に勝ってほしい。ドームは全社員を動員する(佐藤監督から携帯で報告を受け)
●安西監督 1番打者にすべてやられた。警戒はしていたが…。これでドーム進出を4度逃した。残念。もう1回鍛えなおす
●藤井人事部長 僕の本職は陸上の短距離。記録は100メートル10秒6。当時の日本ランキングで50台(元巨人の駒田氏にそっくりで、現役のころは打てそうな雰囲気をいつもかもし出していた。陸上の選手だったとは)
佐藤監督
2点差に追い上げた三井リアルのベンチ
元ジャイアンツの駒田さんにそっくりな藤井人事部長(左)と吉田助監督