エース小笠原 最後は冷や汗4失点完投
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
ケンコーポレーション | 1 | 0 | 1 | 3 | 0 | 5 | ||||
清水建設 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 4 |
清水 最終回の猛攻も1歩及ばず 小寺が猛打賞
ケンコーポレーションが3年連続11度目の優勝-日程の都合で延びていた第25回RBA野球大会日曜ブロック決勝戦、ケンコーポレーション-清水建設が4月13日、東京ドームで行われ、ケンコーポが5-4で清水を下し、3年連続11度目の優勝。打線が効果的な点を挙げ、エース小笠原が最終回に4点を失ったが逃げ切った。清水は最終回、5本の長短打で1点差まで追い上げたが、及ばず。4年ぶり5度目の優勝を逸した。金子が3安打猛打賞の活躍を見せた。
ケンコーポは初回、敵失で1点先制。3回には3つの四死球から好機を作り、内野ゴロの間に1点追加。4回には2死から9番矢澤-1番小田-2番尾関の3連打で3点を加点して相手を突き放した。1番から4番まで得点を挙げるなど、好機に打線がつながった。
小笠原投手は前半から威力のあるストレートとキレのいい変化球を交え4回までほぼ完璧のピッチングをしたが、最終回の5回は疲れからか直球をことごとく痛打された。
清水は惜敗。守りきれなかった。5点ビハインドの最終回、尖塔の7番代打・吉田が中堅超え2塁打すると続く中島も中堅前に運びチャンスをつかむと、9番川崎が左翼超え2塁打して2点。さらに2死から3番金子の内野安打と4番小寺の左翼超え2塁打で1点差まで追い上げたが、元プロ治下が内野へ凡飛を打ち上げ万事休す。放った安打は8本で、ケンコーポの6本を上回った。記録に表れない拙守もたたった。
スコアテーブル 0413スコア.pdf
○田辺監督 攻めは納得。うまくいった。最後はあせったが、5点取っといてよかった。いい試合だった
○小笠原 体力不足。最後は変化球が決まらず、苦し紛れのストレートを狙い打たれた。清水さんは強い(試合前は、「練習していない。潜在能力で投げる」と話していた)
○羽中田 小笠原は良かった。打たれる気がしなかった。最後? あれはしょうがない
○矢澤 僕が9番の打線は強い(3回の2点目を上げるきっかけは死球から。当たり屋の面目躍如。5回もしぶとく安打でつなぐ活躍)
●本間監督 みんな頑張った。これが実力。今年もドームでケンさんとやりたい
●小寺 猛打賞? たまたま。最初の2安打は変化球。3本目はストレート
●吉田 スタメンを外れたので…(最終回、猛反撃の口火を切る2塁打を放ち)
●田村 ドームのマウンド? もちろん初めて。経験できることじゃないから気持ちいい(調整不足か、四死球で自滅)