日本不動産野球連盟(RBA)は5月11日、監督者懇談会を行い、47チーム(欠席19チーム)約140名が集まり、今年30回目となる野球大会の成功を誓い合った。参加チームは過去最多だった昨季の64チームを上回る69チームになるのが確実となった。
久米信廣大会委員長は、「国土交通省 土地・建設産業局長表彰を受けている記念すべき第30回大会を通じ業界を盛り立て、大きな花を咲かせましょう」と呼び掛けた。
新たに参加するのは住宅情報館、三菱地所ハウスネット、トラバースの3チームで、参加意向を示しているのがタカラレーベン、アズ企画設計、ミニミニ。積水ハウスは不参加が決まった。
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トラバースは、千葉県市川市に本社を置く測量調査、地盤調査、地盤補強工事などを展開する会社。正社員470人、全従業員1006人、年間売上は173.4億円(平成28年度実績)。佐藤克彦氏が代表取締役を務める。
参加するチームは佐藤氏が監督を務めるが、選手は西武ライオンズで活躍し、北京オリンピック代表に選ばれたが、準決勝戦と3位決定戦で守ったことのない左翼を守らされ3失策したことで知られる佐藤氏の実子のG.G.佐藤など7人もの元プロ野球選手を擁する。水曜ブロックで出場する。
G.G.佐藤以外は梅田、林崎、前川(以上、元西武)、土田(元巨人)、田面(元阪神)、大平(元日ハム)。
RBA事務局は、これほど元プロが試合に出場すれば試合にならないことを危惧し、今後どのような制限を設けるか話し合うとしている。
タカラレーベンには、元ベイスターズの小林投手が在籍しており、先発する意向を見せている。小林は在籍7年間で128試合に登板、13勝23敗、防御率4.47の記録が残っている。
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記者は西武ファンだからG.G.佐藤はもちろんと梅田、林崎、前川は球団オフィシャルホームページで成績をチェックしていた。G.G.佐藤はレフトを守らなければ間違いなく西武の主力として活躍していたと確信する。
今年40歳になりテレビで見る限りすっかりおじさんになり、当たれば飛ぶだろうが走れないはずだ。守備はレフトで、打席前は現役時代と同じ儀式をやることを条件にフル出場していいことにしてほしい。
梅田は1軍の経験は少ないが、初安打が満塁本塁打という記録保持者。林崎、前川はほとんど1軍の経験はない。前川は投手。
土田は投手で、30試合に登板し2勝0敗、防御率6.89の記録が残っている。田面も投手で、4試合に登板、0勝1敗、防御率6.23。大平は1軍経験なし。
タカラレーベンRBA野球に復帰へ エースは元ベイスターズで13勝の小林氏(34)(2018/2/7)