野呂弟(左)と野呂兄
タイセイ・ハウジーにレギュラー野呂義光の実弟で、前新潟アルビレックスの外野手・野呂大樹選手が加入した。プロも注目した50メートル5.5秒の俊足で、リーグで3度盗塁王に輝いている好打者。主砲・花井が抜けた穴を埋めるどころか、出塁すれば3塁打になる足は千葉英の3倍、西武・秋山並みの選手とみた。
「新潟野球ドットコム」の2016年12月5日付の記事で野呂選手は「東京都出身で平成国際大を卒業後の2011年に入団。俊足を武器に2012、2014、2015年に3度盗塁王に輝いた。今季は主に一番打者や中軸として67試合に出場し、打率.282、本塁打2本、打点23、リーグ2位の34盗塁をマークした」とあり、野呂は「6年間、新潟アルビレックスBCで野球を出来たことを幸せに思います。サポーターの皆様の優しさ、笑顔は絶対に忘れません。自分を成長させてくれたすべての方々に感謝しています。新潟から離れるのはすごく寂しいですが、自分は次の夢に向け頑張っていきます」とコメントしている。
チームにはこのほか、「井上より能力がある」と、抽選会参加者が口々に話した鶴田捕手と、近畿大の4番で三塁手の樽本が加入した。
左腕の好投手・高橋に衰えたとはいえ元ベイの千葉英、ロッテ涌井と同期の千葉政、ケンコーポ羽中田と同期の井上に野呂兄弟、樽本、鶴田と揃えば、拙守を返上できる。昨年以上は間違いない。優勝候補の一角を占める。
内山は「今季からトレードマークは〝千葉兄弟〟から〝野呂兄弟〟へ変更」とアンケートに答えた。
鶴田(左、確かに体は井上よりはるかに上)と樽本