決定的な4点目を奪った鹿島ベンチ
ケン・コーポレーション(88⇒87)1-4 鹿島建設(84.5)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
ケン・コーポレーション | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | |||
鹿島建設 | 0 | 1 | 1 | 2 | 0 | X | 4 |
(時間切れ)
遠藤投手
鹿島建設が快勝。エース遠藤が1発のみの1失点に抑える好投。新人の2番桑山が先制適時打を含む2安打2盗塁の活躍。ケン・コーポレーションはエース上松が肘痛で登板回避。代わって登板した矢澤が粘り強く投げたが、打線の援護がなかった。2連敗で2度目の予選敗退が決まった。
鹿島は2回、2つの四死球で2死1、2塁とすると、名大卒の2番桑山が左翼前適時打を放ち先制。3回には4番古和が左翼越え本塁打を放ち1点追加。1点差に追い上げられた4回には、この回先頭の1番中野が四球を選び、盗塁したあと、桑山の安打で生還。さらに古和の適時打で1点追加して引き離した。
ケンコーポは4回、5番上松が本塁打を放った1点どまり。同社に入社して以来一度も投げたことがない矢澤は8個の四死球を与えながら踏ん張ったが、被安打5、4失点。上松は初戦に登板したが、球威を欠いていた。
チームは第1回大会から参加しており、これまで5度の総合優勝を飾っており、通算168試合、138勝30敗、勝率.821を誇るが、予選で敗退するのは2度目、2連敗での敗退は初めて。
先取点を奪った鹿島ベンチ
〝こんなはずじゃないんだが…〟服部
〇福本監督 今年こそ優勝する
〇遠藤 完璧。ストレートがよかった
〇桑山 2度のタイムにー2盗塁です
〇服部 3三振。修正が必要だ
●田辺監督 予選敗退はこれで2度目。(第8回大会で)コスモスイニシア相手に6-0で勝っていたとき、投手を交代したら追いつかれ、延長で敗れて以来。あのときの黒崎さんは責任を取って監督を辞任した。今回も敗れたのは私の責任…(引責辞任をほのめかした)
●矢澤 上松が肘痛で投げられず、登板することになったのは前夜。これまで11年間やってきて、投げるのは初めて。よく投げたと思う。来週から日曜日をどう過ごせばいいのか…(矢澤は独身か。なぐさめてやる女性はいないのか)
がっくりするケンコーポナイン
矢澤投手