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2018/07/08(日) 18:22

三井レジリース 優勝戦線に浮上 元ヤクルト土肥が三井不相手に8回10奪三振 V弾

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土肥(どひ)投手

RBA野球 三井不レジリースに元ヤクルト土肥投手 西武・土肥コーチのはとこ(2018/5/13)

 三井不動産レジデンシャルリースが優勝戦線に浮上した。チームに西武・土肥(どい)義弘投手コーチのはとこに当たる元ヤクルト投手・土肥(どひ)寛昌が加入したことは当欄で紹介した。

 ナインによると、チームは昨日(7日)行われたオール三井の決勝戦で三井不動産相手に2-1で優勝したが、土肥が先発、8回10三振を奪い、自らサヨナラ弾を放ったという。この日(7月8日)の対JR西日本プロパティーズ(Jプロ)戦は、お子さんが一昨日に生まれたばかりで欠場したとのことだ。

 エース佐藤は、「わたしとの比較? 全然、けた違い。ストレートも速いし変化球もある」と脱帽。「次は日程が合えば土肥が投げる」と先発も匂わせた。

 RBAの試合では佐藤が先発し、終盤に味方の失策から5失点したが、強打のJプロを6-5で下した。このところ投打にいいところがなかった主砲山際は逆風をもろともしない推定飛距離100メートル弾を放つなど3打数3安打と活躍した。

 土肥は埼玉栄-東洋大学を経て2014年、ドラフト6位でヤクルトに入団。1軍で8試合10.1回投げ、勝敗はなし、防御率6.10の記録を残している。2017年退団した。西武の土肥コーチは「どい」と読むが、リースの土肥は「どひ」が戸籍上の読み方だそうだ。

◇       ◆     ◇

 記者は昨日の〝勝って〟予想で、「土肥が軟式に慣れていれば勝敗は逆転する。Jプロ打線をきりきり舞いさせるか」と書いたが、三井打線から10三振を奪う力があるということは、仮に投げていれば、Jプロからも同じくらいの三振を奪う力があるということだ。

 俄然優勝戦線が混とんとしてきた。十分優勝を狙える力があるとみた。課題は守備だけだ。この日、山際は慣れない3塁を守り2つの失策を犯した。佐藤は「土肥が投げればわたしが本職の内野を守れるし、山際も本職の外野に戻れる。(記者に)貧打とかザルとか言われるので、最近はしっかり練習も積んでいる」と手応えを感じていた。佐藤もどこが相手でも最少失点に抑える力がある。

 

 

 

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