RBA OFFICIAL
 
2018/07/12(木) 11:06

神ってる記者の〝勝って〟予想 昨日は準パーフェクトの13勝1敗

 昨日(7月11日)行われたRBA水曜ブロックの記者の〝勝って〟予想は、レーティング上位のチームの勝敗が131敗、勝率.929という競馬予想師も真っ青の驚異的な成績を上げた。力関係がはっきりしている試合はむしろ少なく、実力が拮抗している試合のほうが多かっただけに価値がある。だれもほめてくれないのでここで自画自賛する。神がかり的な今風で言えば〝神ってる〟予想ではないか。

 圧巻は伊藤忠ハウジング(85.582.5)-リストグループ(8482.7)の試合。( )内の数字の左は前回の、⇒の右は今回のレーティングだ。

 予想するにあたり、双方とも戦力ダウンしているとみてレーティングをそれぞれ82.5の同数に最初は引き下げた。しかし、どっちが勝っても負けてもいいような予想をするのは勝負師のやることではない、28年間もほとんど休まず数にしたら3,000試合は見てきたはずの記者の沽券にかかわると、双方の力関係を熟慮に熟慮を重ね、やや打力が勝るリストを82.7に、わずか0.2ポイント引き上げた。

 結果はどうだったか。これは全く予想外だったが、リストが何と最終回、9点差をひっくり返し1312で逆転サヨナラ勝ちしたではないか。プロ野球記録は、最大10点差の逆転勝ちが過去6試合あり、わが西武は今年の4月、日ハム相手に8点差をひっくり返しサヨナラ勝ちした試合があるが、いずれも複数回で逆転した数字だ。最終回に9点差から逆転勝ちした試合はあるのか。もちろんRBAでは初めて(RBAの1イニングの大量得点、失点記録は28点)。

 まだある。タイブレークでも決着がつかず大会史上3回目のジャンケン対決で雌雄が決したパナソニックホームズ(76)-みずほ不動産販売(8075.5)の試合は「蝸牛角上の戦い」と予想し、それでもパナに0.5ポイント与えた。試合は3-2でジャンケン戦を制したパナが勝利した。

 その他の試合も微妙なレーティング差が記者の魔法にかかったように試合を左右し、結局はレーティング上位チームが勝利している。

 唯一外したのはスターツ(8485)-東京セキスイハイム東京(7879)戦。スターツが試合を優位に進めたが、最終回サヨナラ負けを食らった。スターツの井原投手は前回、痛恨の逆転満塁サヨナラ弾を浴びており、その影響を本人は否定したが、この日の試合ではムキになって投げているような印象を受けた。隠し玉にあい、3塁打の放った走者が憤死する場面があり、一方で、3塁走者がボークで生還するというラッキーな場面もあったが、この酷暑で冷静さを欠いたのが敗因と記者は勝手に結論付けた。

 1試合だけレーティングを同数にした試合があった。住友不動産販売(87)-ミサワホーム神奈川(87)だ。記事は「互角。レーティングは同数。その日の調子、選手の集まり具合で明暗が分かれる」と書いた。本音を言えば、ミサワがやや優勢とは見た。住友のエース伊藤は水曜ブロックの現役投手のなかで旭化成ホームズ今野、オープンハウス川崎、住友林業・石井、野村不動産アーバンネット茂木と並ぶ屈指の好投手で、闘志をむき出しにする姿が美しいのだが、立ち上がりにやや難がある。なので、ミサワがやや有利と思っていたら、その通りとなった。予想ではあれやこれやを忖度して同じにしたのが悔やまれる。

 RBAに参加するすべての選手の皆さん。記者の〝勝って〟予想を侮ってはいけない。5試合も6試合も同時進行で進められるとお手上げだが、機会を見つけては投手の投球をバックネット裏で観察し、格付けの参考にしている。

 基本的に予想は幇間ではなく判官びいき。レーティングを微妙に下げているチームに対する記者なりのエールだ。試合前にしっかり〝勝って〟予想をチェックし、対策を練っていただきたい。

 次回の予想で言えば、リストの岩島も舟山も次戦は投げられない。わが倉持監督が先発するかもしれない。監督は66歳。「3回くらいは投げられる」と話した。もし投げて勝ったらRBAの最高年齢勝利投手記録を大幅に塗り替え、不滅の頭と同じ光輝く大記録を打ち立てるかもしれない。

 相手はエイブルだ。レーティング差はややある。小笠原が投げたら劣勢は否めないが、打線はリストのほうがはるかに勝る。倉持さん、ロッテ時代、西武ファンの記者を震え上がらせた炎のピッチングを見せてほしい。村田兆治さんはまだ130キロくらい投げるのではないか。

 

 

 

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