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2018/07/14(土) 13:46

旭化成と野村アーバンが激突 好カード目白押し 水曜予選4日目〝勝って〟予想

 第30回RBA野球大会水曜ブロック予選4日目が7月18日(水)、大宮健保グラウンドで12試合が行われる。前回は13勝1敗の的中率となった記者の〝どっちも勝って〟予想。( )内の数字は記者のレーティング。矢印は前回からの変更。

◇      ◆     ◇

東急リバブル(85.5⇒86)-ポラスグループ(86⇒86.5)

 双方とも3連勝。調子はいい。勝てば決勝T進出が決まる。レーティングも引き上げた。互角だが、リバブルのエース坪井の4連投はきついとみてポラスを上位にした。エース岩瀬は前試合登板しておらず、万全の状態で臨めるはず。

 攻撃力は前回、1番の藤田が4安打を放った。4強まで勝ち進んだ数年前より強化されている。ムードもいい。〝サファテ〟高屋は口だけということを露呈したが、このようなキャラクターが勝ちあがるために必要だ。

 リバブルは坪井が先発。相手打線は前試合より強化されている。器用というより振り回す打者のイメージが強いポラスなので救いだが、さすがに4連投はきつい。

 打線は、岡住二世の奥住が本物だ。先頭打者としてチームを引っ張る。下位打線も好調で、奥住につなげる機能を果たしており、得点力が高まった。相手の岩瀬もコントロールがいいほうでないので、じっくり攻めれば突破口が開ける。古屋の体調が心配。DHのほうがいいのではないか。倒れたらどうする。

積水ハウス京葉(82)-一条工務店(85.5)

 一条工務店がやや優勢。決勝T進出を決めるか。前回は主力の投手が欠場したが、ここはベストメンバーで臨むはず。池本は昨年より調子がいいとみた。相手打線なら完封はともかく、最少失点に抑える。ただ、打線はいいのか悪いのかよく分からない。ましてや〝水物〟。援護がなく失投が命取りになるシーンも想定したい。

 積水京葉は、生田がまだ全盛時にほど遠いことが分かった。今回の相手打線はリバブルほどではないのが救いだが、中1週は懸念材料だ。他の投手を用意しないと危ない。

 打線はリバブル坪井から3得点した。池本はスピードがあり、変化球の切れもいい。連打による得点は難しい。持ち前の機動力を生かしたい。

ナイス(82⇒83)-ミサワホーム東京(84⇒85)

 ミサワ東京が優勢。前回の試合を見ていないので何とも言えないが、エース古市が1失点完投したのであれば、さすがだ。だが、しかし、中1週で連投はきつい。DHに回り、投球に専念したほうがいいのではないか。保冷庫でも用意して攻撃の時は休んだほうがいい。

 打線は住宅情報館の投手を打ちあぐねたのが信じられないが、好調を維持しているはずだ。1点でも多く取って古市を援護したい。

 ナイスは誰が投げるのか。前回は山本が投げたが、肩に爆弾を抱える。相手打線はかなり強化されている。ここは新人の佐藤大か。前回の反省を生かせば視界が広がる。

 打線は中島が25歳のバースデーアーチでサヨナラ勝ちしたようにムードは最高。主砲横澤は財布をなくし落ち込んでいるようだが、命を落としたわけじゃない。そんな大金も持ち合わせていなかったはず。古市を攻略できないと決勝はない。

三井不動産リアルティ(84)-トラバース(92⇒91)

 トラバースが優勢。エース平野は初めて失点した。試合を見ていないので理由が分からないが、カウントを取に行ったストレートを狙い打たれたのではないか。スライダーに落ちる球はまず打たれない。対手のタイミングを外す捕手のリードが必要だ。

 打線は水曜ブロックナンバーワンであるのは間違いない。木ノ内-梅田(または林崎)-松本雅は手が付けられない。前回はこの3人で連続弾を放った。ここも相手投手を粉砕するか。

 三井リアルは3連勝してムードは最高だが、ここは相手が悪い。清水談も沈黙するしかない。安西監督の秘策でもってしても攻略するのは難しい。相手クリーンアップを敬遠する手もあるが、投手力を考えたら逆効果だ。大量失点につながりかねない。

オークラヤ住宅(82⇒82.5)-グローバル住販(82⇒82.7)

 勝てば決勝T進出が決まる一戦。接戦必至。レーティングを同数にするのは記者の付与能力を疑われるので、グローバルを0.2ポイント上位にした。谷繁は連投になるが、前回はトラバース相手に踏ん張った。オークラヤ打線なら抑えるか。

 もちろん谷繁は打撃が本職。いかに谷繁のまえに走者をためられるかがカギを握る。

 オークラヤはエース加藤が前回打たれた。理由が分からない。本来のピッチングをすれば最少失点に抑えられる。打線が援護したい。

リストグループ(82.7⇒82)-エイブル(86)

 エイブルが優勢。小笠原が強打のリスト打線を封じるか。この打線を抑えないと、決勝Tで上位を狙えない。日曜ブロックとは違うことを体験するはずだ。田口や斎藤も試したい。

 打線は杉下が加入したことで厚みを増したが、劇的にアップしたわけでもなさそう。奮起に期待。

 リストはピンチ。前回は9点差を跳ね返したが、相手の投げられる投手がいなくなっただけ。ここは小笠原に田口、斉藤がいる。柳の下はない。投手がいない。舟山はまだ36歳なのにどんどん劣化している。賞味期限切れか。あの快投は昔話になったのか。岩島もない。1回持つかどうかだ。杉山もトライアスロンに夢中。倉持さん、自分で投げるしかない。エイブル打線ならひょっとしたら3回くらい持つかもしれない。

 打線は小笠原を攻略することができるかどうか。もともとは本格派を好むチーム。絶好の餌食だ。リストのパワーを見せつけてやれ。4~5点取れば勝機は生まれる。その可能性はあると記者はみた。

旭化成ホームズ(93)-野村不動産アーバンネット(91)

 優勝候補同士の戦い。好戦必至だ。負けても敗者復活で勝ちあがるのは間違いないので、あるいはエース対決を避けるかもしれないが、旭化成は沼座がないわけではないが、今野が先発するとみた。ここで徹底して叩けば、決勝Tで生きてくる。

 打線は少数精鋭。これまでの3戦ともぎりぎりの選手しか集まらなかったが、戦力は維持している。茂木をうてるかどうかに注目だ。

 野村アーバン阿部監督もここはエース茂木をぶつけると見た。他の投手では決戦の前から敵に弱みをみせることになりかねない。勝敗はともかく3回は茂木が投げるはず。完璧に抑えれば、展望が広がる。

 打線は今野を打てるかどうか。これまでの対戦では打てていないはず。今野を攻略しない限り優勝の目はない。

ミニミニ(84)-住友林業(89)

 住林が優勢。前回は登板回避した石井が中2週で必勝態勢。負ける選択肢はない。力で牛耳るか。

 打線は戦力ダウンというが、あの東大出の笠原はいい。これまでRBA野球大会で東大出の選手は三井不動産の肥田、溝口、内海、山本、浅井、楠田らを見てきたが、パワーは間違いなくナンバーワンだ。面構え(メガネをかけていたので見えなかったのだが)がまたいい。

 ミニミニの完全男・菅井は最強打線のレベルが分かったはず。住林打線は旭化成と比べるとやや落ちる。緩急を使えば最少失点に抑えられるはずだ。許される失点は2点まで。まず3点取られたら勝てない。

 打線が菅井を援護したい。相手の石井はRBA屈指の好投手。強振したらどつぼに嵌る。相手は肩痛を抱える。球を多く投げさせるのも手だ。ただ、相手はコントロールもいいから、追い込まれる前に好球必打。これしか攻略法はない。

大和ハウス工業(80⇒81)-ミサワホーム神奈川(87⇒88)

 ミサワ神奈川が優勢。ここはエース大沼でなく清水か牛タン牛腸が投げるはず。打線は住友の好投手・伊藤を攻略したのは大きな自信になったはず。僚友ミサワ東京を上回り、4強にあと一歩。

 大和ハウスは、誰が投げるか。大原監督はまた別の投手の先発を匂わせた。ここは劣勢が否めないが、空いてもエースは投げない。一泡吹かせてやれと言いたいところだが、ない袖は振れぬ。

三菱地所ハウスネット(86⇒87.2)-オープンハウス(87)

 互角、混沌。だが、しかし、レーティングを同じにするのは記者の沽券にかかわる。勢いがあるハウスネットに0.2ポイント献上する。下村-森-佐々木の力のある打者をジグザグに配する采配が見事に的中る土壇場の大逆転につなげている。神がかり的な勝利を収めているだけに、ここも一気に突破しても驚かない。

 オープンハウスはエース川崎をぶつけるはずだが、川崎は美白が証明するように、手を抜くことを学んでしまった。前夜の酒におぼれて沈没、欠場することも十分ありうる。左腕の新人野口の先発もあると見た。

 打線は昨年と変わらない。謝敷の出場はなさそうだ。謝敷よ、日ハム中田は元気を取り戻した。わが西武の中村はいまいちだが浅村、森、岡田は存在感を見せている。子育てに専念している場合じゃないぞ。このままでは〝かつて昔〟になってしまうぞ。

 ここで初陣ハウスネットに苦汁を飲まされるようでは創部10周年の〝優勝〟の夢は、はかない流れ星か、泡沫に浮かぶ病葉になってしまうぞ。和田や光永、そしてナイン全員が0.2ポイントの重みに泣くはめになる。そんな光景が白濁した記者の目に映る。情けない。

タウングループ(84.5)-ちばリハウス(81)

 両チームともこの日開幕する不動産健保大会と掛け持ち。よせばいいのにこの酷暑の中で、まさに飛んで火に入る夏の虫のごとく両方で勝ちに行くというから最悪だ。ここはノーガードの壮絶な打撃戦、消耗戦、肉弾戦ならまだいいが、死闘にならないか心配だ。

 タウンはまた坂本が投げるのか。しっかり守ってやらないとまた炎上するぞ。

 ちばリハウスは不惑のエース篠原か。前回投げた城戸は緩急を生かせば篠原の後を継ぐことができるとみたが…。

東京セキスイハイム東京(79⇒82)-パナソニックH(76⇒78)

 ここも大接戦。セキスイハイムはスターツに逆転勝ちして勢いに乗る。新人の渡辺投手がいい。肩か肘を痛めているようなので中1週がどうかだが、若さにものを言わせるか。相手打線はスターツより弱化している。

 パナソニックは前回、ジャンケン勝ち。ツキもある。中澤が好投した。レーティング下位チームの4ポイントなどあってないようなもの。流れ一つでどうにでもなる。チャンス十分だ。

 

 

 

 

 

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