三井不動産リアルティ(84) 4-3 トラバース(92⇒91)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三井不動産リアルティ | 0 | 1 | 2 | 0 | 1 | 4 | ||||
トラバース | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 3 |
(時間切れ)
〝古豪〟三井不動産リアルティが接戦を制した。身長174センチ、体重60キロの〝小さな大投手〟新人・山口(23)投手が強打のトラバース打線を3安打3失点に抑えた。4連勝で決勝T進出を決めた。トラバースはまさかの敗戦。佐藤監督は暑さと怒りで夜も眠れなかったのではないか。大丈夫か。
三井リアルは2回、1死から6番横瀬が四球で出塁した2死後、8番岩崎の適時打で1点先制。3回にはこの回先頭の1番安田が四球で出塁した1死後、清水の内野安打で1点。さらに4番西田が敵失でチャンスを広げ、5番米澤が死球で出塁し相手先発の平野をマウンドから引きずりおろし、代わった林崎から7番岩瀬が四球を選び押し出し。1点追加した。同点の5回には1死から米澤が死球で出塁したあと横瀬、岩瀬の長短打でリードを奪い、そのまま逃げ切った。
山口はストレートを中心に真っ向勝負を挑み、3回の無死2、3塁、1死満塁のピンチの場面で不運な安打による3失点に抑えた。被安打3、与四死球6。
トラバースは5個の与四死球がことごとく失点につながり命取りになった。打線は3回、この回先頭の9番嵩と1番星が連続四球を選んだ1死2、3塁から3番木ノ内が大きく弾む三遊間2塁打で2点を返し、続く元西武の林崎が8球粘ったあと、ショートと深く守っていた左翼手の中間に落ちる幸運な2塁打で同点に。さらに5番松本、6番田中が四球で出塁し満塁としたが、後続の8番嶋田、9番角井が連続三振。リードを奪えなかった。
木ノ内は2-1-2(1死球)、林崎は3-1-1(1三振)。松本雅は2-0-0(1四球)。6番田中は2-1-0(1四球)。
先発の平野は3回途中で降板し、林崎が登板した模様。
〇安西監督 ジャイアントキリングかどうか知りませんが、清水談がなんと話すか。山口がよく投げ、横瀬、岩瀬がよく打った
〇清水談 タイムリー1本。この日のために左上の奥歯を入れてきたのがよかった。それと小林さんが遅刻してきて、ナインを和ませてくれたのがよかった
〇山口 外のストレートがよかった
●平野 普通に負けた