〝今野さん、勘弁してよ〟〝悪い、1回くらい好きに投げさせてよ〟今野(左)と倉富捕手
旭化成ホームズ(93) 4-0 野村不動産アーバンネット(91)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
旭化成ホームズ | 0 | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | 4 | |||
野村不動産アーバンネット | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
(時間切れ)
〝やっと打てたよ〟橋本
〝足が遅いよ〟木下の2塁打で本塁を突くもアウトになった福田
〝何だよ、アウトかよ〟
新人渡辺(巧打者。足も速い)
旭化成ホームズが3連勝で決勝T進出を決めた。エース今野は6回4安打、残塁3の好投。3~5番がともに3タコだったが、7~9番の下位打線が9打数6安打の活躍。野村不動産アーバンネットは前田社長、榎本副社長、鳴瀬監査役が応援に駆け付け、エース茂木が奮闘したが、闘志が空回り。ミスも目立った。
旭化成は3回、この回先頭の8番蔵立から9番福田、1番橋本、2番渡辺の4連打で2点先制。4回にも1死から6番原田、7番倉富、蔵立の安打とパスボールで2点を追加した。倉富-蔵立-福田はそれぞれ2安打ずつ放ち9-6の活躍。逆に3番北寒寺-4番松井-5番鈴木は共に3-0。
39歳の今野投手は打たせて取るピッチング。6回を被安打4、与四死球2、残塁3の好投。球数は80球くらいか。最終回は「しっかり投げるから見ていてよ」と宣言して登板。よせばいいのに真っ向ストレートで挑み、この回被安打2。鈴木左翼手、原田中堅手の美技にも助けられた。
野村アーバンは完敗。初回、3番中山が四球を選んだが盗塁失敗。3回は7番岡野が敵失で出塁し、9番折笠が四球を選び好機をつくったが1番礒部が併殺。4回は3番中山がチーム初安打を放ったが牽制死。5回にも5番吉本が2塁打を放ったが、またも牽制死。最終回、この回先頭の8番高原が飛距離80mの大飛球を放ったが、鈴木左翼手に好捕された。2死から礒部、和田が連打し、中山も大きなセンターフライを放ったが原田中堅手の守備範囲。
エース茂木は力投したが、相手打線が勝った。
〝危ない、危ない。歳を考えないと〟今野
〇佐藤監督 9人しか集まらなかったが、ほぼベストメンバー。欠けているのは仕事で欠場した秋山のみ。唯一の穴は右翼鈴木のみ。彼は内野手(と語った矢先の最終回、鈴木は動きが鈍く安打を許した)
〇今野 うちの打者はよく打つ。次の最終回はしっかり投げる。見ていてよ(と登板。ストレートで押しまくったが打たれた。今野も力むと打たれるということ。今野を力ませることが攻略のカギ)
〇橋本 今季はノーヒットだった(3回、決勝打となる2塁打を放った)
●阿部監督 ミスの差が出た。うちにはミスが多かった
●吉本 牽制で刺された。俺のミス(とぶ然)
〝相手は強いね〟前田社長(左)と榎本副社長
茂木投手