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2018/07/20(金) 16:15

三井リースvs三井サービスに注目 双方とも決勝T狙う 日曜予選4日目〝勝って〟予想

 RBA野球大会日曜ブロック予選4日目6試合が7月22日(日)、三郷・サンケイグラウンドで行われる。行われる予定だった旭化成リフォーム-日本駐車場開発は旭化成の不戦勝が決まった。勝てば決勝T進出を決める試合があれば、負けたほうが双方に有利に働きそうな三井不動産グループの兄弟対決ありで、砂塵舞う三郷グラウンドの酷暑も影響を与えそうで、何が起きるか。記者の〝勝って〟予想も混乱を来している。( )内の数字は記者のレーティング。

◇      ◆     ◇

三井不動産レジデンシャル(88⇒89)-三菱地所リアル(83)

 勝者が決勝Tを決め、敗者は鹿島建設と残りの決勝Tの座をかけて戦う。

 三井不動産レジデンシャルがやや優勢。前試合で僚友の三井不動産に逆転勝ちしたのだから、ここは負けられない。先発はエース吉田か、三井戦でも好投した小平田弟か。どちらでも地所リアルなら最少失点に抑える力がある。

 打線も、小平田兄、大和田ら新戦力が加わり厚みが増した。ここは地所リアルを蹴散らすか。

 地所リアルは、負けてもまだもう一試合あるからそちらに賭けるか。曲者の岡野監督のことだから、エースのプーチン寺田を温存するかもしれない。しかし、負けても次戦は鹿島。鹿島には初戦で勝利しているが、相手はエース遠藤が欠場していた。今季の遠藤は絶好調とみた。やはりこの一戦に勝負をかけるはずだ。

 勝機がないわけではない。三井レジには弱点もある。選手が揃えば強いが、主力を欠いて惨敗する試合を何度も観てきた。闘志をむき出しにして挑めばジャイアントキリングがあるかもしれない。

 プーチン寺田を温存するようなら危ない。岡野監督は栗山にほれ込んでいるようだが、三井打線を抑えられるか。〝隠し玉〟高野は、花火大会の四尺玉くらいの値打ちがあるのかと思ったが、この前見た限りではかんしゃく玉か飴玉の類しかならない。

青山メインランド(84)-ポラスグループ(80⇒81)

 勝者が決勝Tを決める。敗者は三井レジリース-三井レジサービスの敗者と決勝T進出をかけて戦う。

 青山メインランドがやや優勢。小松崎投手はまずまずの状態とみた。ただ、この酷暑の中で完投する能力があるとは思えない。戦前はやる気十分だった津久井は当てにできないようだ。北野監督の継投もあるか。打線は昨年と代わり映えがしないのが気掛かりだ。

 ポラスはエースの左腕折笠の肩次第。スタミナはあるほうだが、今年の暑さは尋常ではない。果たして持つか。崩れたらあとは誰も投げられない。乱戦になったら、アラフィフの選手が3人もいるから、大ピンチ。途中でタオルを投げるかもしれない。

 しかし、ここでタオルを投げたら次戦も危ない。おそらく九分九厘、三井レジリース-三井レジサービスの試合はサービスが勝つ。リースと戦うことになったら決勝T進出の可能性は限りなくなくゼロになると覚悟したほうがいい。

野村不動産(83)-東急不動産(75)

 勝者が決勝Tを決め、敗者は三井レジリース-三井レジサービスの勝者と戦う。

 野村不動産が優勢。大手デベロッパーの大会で優勝したというから、東急不動産とも対戦しているか。必勝態勢で臨むはず。

 東急は不惑の谷口がまた投げるのか。この暑さでは持つのはせいぜい2回と見た。試合を投げるかもしれない。次戦の相手はリースでもサービスでも分が悪い。しかし、野球はやってみなければ分からない。

三井不動産レジリース(80⇒86)-三井不動産レジサービス(78)

 勝っても負けても次戦がある。勝者は野村不動産-東急不動産の敗者と、敗者は青山メインランド-ポラスの敗者と戦う。

 ここは兄弟対決。次戦の相手を睨みながら、勝ちを譲る仲良しこよしの、二兎を追う試合になるのは間違いない。

 ズバリ、サービスが勝つはずだ。野村-東急の試合は野村が優勢で、サービスと東急が戦ったら、サービスが優勢だ。

 もちろんリースが勝てば、東急にも勝てるだろうが、ここは僚友に勝ちを譲って貸しをつくり、青山-ポラスの敗者と戦う選択肢を選ぶはずだ。どちらが相手でも元ヤクルトの土肥投手が投げればまず負けないし、佐藤でも互角以上に戦える。

サンフロンティア不動産(83)-清水建設(88)

 勝者が決勝Tを決め、敗者はタイセイ-メイクスの敗者と次戦で決勝Tの座を争う。

 清水が優勢。誰が先発するかだが、ベテラン田村が絶好調とみた。酷暑はマイナス材料だが、そこは百戦錬磨のベテラン。サンフロ打線ならスイスイ抑えるか。それとも治下か。大城はないと見た。新人の田村もあるか。

 サンフロは、次戦を睨んでここは体力を温存する作戦に出ると見た。三村投手の調整登板はあるかもしれない。

旭化成リフォーム(85.5)-日本駐車場開発(78)

 記事を書く前に旭化成リフォームの不戦勝となり、決勝T進出が決まった。日駐は次戦でタイセイ-メイクスの勝者と戦うことが決まった。初戦で好投した石郷岡で勝てると読んでいるのか。

タイセイ・ハウジー(86.5)-メイクス(82)

 タイセイがやや優勢。先発はエース高橋もありうるが、前試合で投げた野呂兄ではないか。打線は野呂弟に注目。新潟アルビレックス時代に同僚だったトラバースの木ノ内は目覚ましい活躍を見せている。負けられないはずだ。けた違いの力を見せてほしいが…。

 メイクスは、145キロを投げるらしい橋本は未だに投げていない。力量的には前回投げた阿井や吉田のほうが上ではないのか。阿井も吉田もタイセイ打線を抑えても不思議ではない。

 ただ、打線はタイセイよりやや劣るのではないか。奮起して投手を援護したい。タイセイにも言えることだが、勝てば決勝T進出はまず堅い。

 

 

 

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