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2018/08/02(木) 12:09

ミサワ東京 打撃戦制す 継投決まる 井町2ラン 積水京葉 生田序盤失点響く

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〝俺が井町だ〟2ランを放ったミサワ井町

積水ハウス京葉(82) 5-6 ミサワホーム東京(85)

  1 2 3 4     合 計
積水ハウス京葉 0      
ミサワホーム東京 X      

  (時間切れ)

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2ランを放った井町

 取って取られたりの打撃戦をミサワホーム東京が制した。序盤の2発を含む6点を継投で守り切った。積水京葉は序盤の大量失点が堪えた。

 1点を追う初回、ミサワは先頭松宮の死球出塁を足掛かりに、3番谷屋の適時打で同点に追いつくと、4番井町の特大2ランで勝ち越し。同点に追いつかれた2回には、この回先頭の7番植松が本塁打を放って勝ち越し、さらに2点を加えた。

 先発古市は変化球が決まらず2回途中3失点で降板したが、5回から再登板し、抑えた。2回一死で登板した植松は自ら本塁打を放った。

 積水京葉は初回、3番生田の適時打で先制。2回には8番棚橋、9番堂原、1番坂本の連打で2点を挙げ同点。3点を追う3回には四球に安打を絡めて2点を返した。5回には二死満塁の好機をつくったが、一歩及ばず。

 生田投手は3回以降ギアチェンジし抑えたが序盤の失点が堪えた。

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〝みんな、レベルがどんどん上がっている〟生田

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〝見ろ、俺は縮こまってなんかいないぞ〟大多和

○古市 牧田記者にスタミナ不足と書かれたが暑さは苦手じゃないです。今季は打てていなくて、決勝トーナメントでは投打でチームの力になれるようにしたい。植松がいてくれることは大きいし、速さは自分より上。期待している

〇植松 投げるのと打つのと両方は無理です(本塁打を放った後打たれた)

●生田 とにかく、最後まで投げきれたのが一番。「負ければ終わり」の中で、フルメンバーが集まり頑張った。来季は若手を補強したい。今は平均32-33歳

●棚橋主将 開幕2連勝からの3連敗、予選敗退。勝っている時のいい流れでいけたら良かったのだが。生田さんが打たれたのが誤算、捕手の自分のせい。補充面では、来年は採用面接にも行くので、甲子園ボーイを是非と思っている

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本塁打を放ち生還する植松

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植松(左)と古市

会社の元気は野球部から

RBA出場30年・ミサワホーム東京

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岡崎監督

 ミサワホーム東京は第1回RBA野球大会から30年連続で出場している。第1回から参加している内村前監督、第5回から参加し今年からバトンを引き継いだ岡崎監督がともにナインに伝えているのが、「会社の元気は野球部から」の実践だ。

 内村氏は試合後のチームミーティングで、「第1回から第30回まで出場していて、ドームに行ったこともある。第30回のこの大会で決勝Tにいけるというのは、いい進出だった」とチームの歴史的な意味合いをまず語った上で、試合の反省点や良かった点を振り返った。ナインが真剣に聞き入った。

 内村氏は元々は投手で、RBA野球の連絡担当者を長く務めた。「懐かしいな。長いようであっという間。楽しませてもらっている。決勝トーナメントで涼しくなったら、代打でまた出たい。野球好きの集まりだが、会社の元気は野球部から、野球という共通の楽しみから、協力部を含め仕事への波及が生まれるんです」

 岡崎監督もナインに語り掛けた。「チームのいいところ。すごいスタープレイヤーはいなくて、ちょっとうまいかな、の集合体。だからこそ、□□(控え選手)が毎回来てくれたり、◇◇が飲み物を渡してくれたり、蔭の支えがあり、みんなが役割を果たすといういいところになっている。仲間と仕事をしているところを見せたくて娘を呼んだ。チームワークで戦っているところを見せたい。会社の元気は野球部から。横のつながりから、情報をいただいて、良いプレゼンができたり、仕事につながる。だから、今日もこうして○○さんたちに来て見てもらったように、関係先など招いている。名刺交換してください」

 試合では監督を筆頭に、コーチャーもベンチも皆で声を出す。ミーティングではレギュラーも控えも一人ひとりが自分の言葉で試合について語る。野球を通じて横のつながりを広げ会社を元気にするのだというその、日頃の「意識」の重要性が、明確な言葉として受け継がれていた。

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ミサワの女性応援団

 

 

 

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