〝あの野郎、全部自分でいいとこ持っていきやがって〟ポラス田中
三井不動産レジサービス(78⇒79) 5-8 ポラスグループ(81)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三井不動産レジデンシャルサービス | 1 | 0 | 0 | 0 | 4 | 5 | ||||
ポラス | 0 | 1 | 0 | 3 | 4X | 8 |
(時間切れ)
満塁サヨナラ弾を放った田中
ポラスがサヨナラ勝ち。2番手田中投手が最終回4失点で逆転を許したが、自らの満塁サヨナラ弾で自作自演のドラマを演じた。三井不動産レジデンシャルサービスは井上の逆転打で一度は勝ち越したが、最後は与四球が命取りとなった。
4-5で迎えた最終回、ポラスは1死から9番太田以下、1番中川、2番細野の連続四球で満塁とすると、続く田中が右中間を破る満塁本塁打を放ち劇的なサヨナラ勝ち。
打線は2回、成田監督、川守田(ベンチ)、荒川(欠場)とともに〝アラフィフ〟カルテットの一人・太田(48)が適時打を放ち同点に。4回には3つの四球を絡め、3番田中と5番折笠の適時打などで3点を奪った。
投げては初回、味方の拙守で失点し「心が折れた」エース折笠が「打撃に専念」するため田中に交代。2回から登板した田中は直球に威力があり、スライダーもよく決まったが、5回は3つの四死球から崩れ4失点した。そのミスを自らの一発で帳消しにした。田中は猛打賞。
三井レジサービスはあと一歩及ばず。初回、2つの敵失で1点を先取。3点を追う最終回には、この回先頭の1番大石が死球で出塁、続く吉松と3番綾部の連打1点を還すと、4番門井、5番新井の連続四球から満塁と攻め立て、6番井上の走者一掃の2塁打で逆転したが、そのあとすぐ失点した。
門井-井上-吉松の継投も決まらなかった。3投手で12四死球を与えたのが命取りとなった。
うなだれる三井レジサービスナイン
門井(左)と井上
〇成田監督 逆転され負けたと思った。首の皮一枚残った
〇太田 日大土浦の三年生長男は甲子園に出場し、俺の夢をかなえてくれたし、中一の次男は牛久のリトルで全国大会に出場してくれた。プロに行って、契約金を俺にくれれば悠々自適の生活が送れる。ガハハハハ
同点打を放った太田
〝息子がプロに行ってくれたら俺は左うちわだ〟ポラス太田
〝あの凡守で俺の心が折れた〟折笠