3ランを放った山田を迎えるサンフロベンチ
サンフロンティア不動産(83⇒84) 5-0 メイクス(82⇒80)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
サンフロンティア不動産 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | 5 | ||
メイクス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
三村投手
サンフロンティア不動産が快勝。山田の3ランと末次の2ランで試合を決め、三村投手が7回5安打完封勝ち。メイクス阿井投手はテンポよく投げたが、5回に痛恨の2発を浴びた。自責点はゼロだった。
好機に決定打が出ず攻めあぐねていたサンフロは5回、この回先頭の7番小林が安打で出塁、8番野崎、9番立和田は三振に倒れた2死後、1番伊藤のショートゴロは敵失となり、2番山田がたまたま吹いた神風に乗せたのか左翼越え3ラン。3番三村も2塁打を放つと、主砲末次はセンター方向から本塁方向に吹く強烈な風をもろともせず、根っこに当たった球を中堅越え本塁打した。奪った得点はこの回のみ。
投げては体重93キロの巨漢・三村は、変化球が決まらず苦しいピッチングながら、ストレートで押しまくり、最後まで球威は衰えず完封勝ち。9個の三振を奪った。
メイクスは完敗。阿井投手の打たれた5回の投球は球を揃えすぎた。打線は渡辺監督兼遊撃手の7番渡辺が2塁打を含む2安打、8番若山が2安打するなど下位打線の打撃が光ったが、打線がつながらなかった。放った安打はこの二人のほか2番坂本の2塁打のみだった。
山田
〝ほら、ここで打ったんだぞ〟末次(右は野崎監督)
〇野崎監督 打ったのはあの回のみ。相手投手の自責はゼロ
〇三村 風が強く投げづらかった。普段はカーブもスライターも決まる
〇末次 ほら、見ろ。俺のあの本塁打はここ(バットの根元を指さし)で打ったんだ(と自画自賛)
〇小林 (みんな好球を見逃し、悪球に手を出した)相手投手のテンポがいいので逆に球を絞り切れなかった
●渡辺監督 (3回の攻撃のとき「作戦Aで行こう」と指示した意味は)カーブを狙おうというサインだったが、全然来なかった)
阿井投手
〝作戦A〟空振り渡辺監督