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2018/10/28(日) 17:51

万歳!万歳!土肥万歳! 宅建44点だ 後輩の小野田が2発祝砲 旭化成リフォーム完敗

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土肥

三井不動産レジリース(86) 9-0 旭化成リフォーム(85.5)

  1 2 3 4     合 計
三井不動産レジデンシャルリース 0      
旭化成リフォーム      

  (時間切れ)

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2回、本塁打を放った小野田を迎えるベンチ

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2発を放った小野田

 宅建試験で44点の高得点を挙げた元ヤクルトの投手で三井不動産レジデンシャルリースの新人土肥投手が好投し、東洋大野球部の3つ後輩の小野田が2発の祝砲で圧勝。1番大坪が猛打賞を記録するなどチーム全体で15安打を放った。旭化成リフォームは先発の森が打たれた。

 三井リースは2回、この回先頭の5番小野田が右翼越え本塁打し、6番佐藤7番中野の連打した2死後、1番大坪が適時2点打を放ちこの回3点先制。4回には9番土肥、大坪、2番渡辺の3連打で1点、5回には2本目となる小野田の本塁打と大坪、渡辺の適時2塁打などで4点を加点。

 土肥は、「力2分か3分」(小野田捕手)ながら、球をコーナーに散らし牛耳った。

 旭化成は完敗。初回、1死から2番木下が四球で出塁、4番中口の安打で木下は本塁を狙ったか憤死。その後も走者を送ったが決定打を欠いた。

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2回、大坪の安打で生還する中野

〇藤代 点差ほど力に差があったわけではないが、小野寺が2発放ち、打線もよく打った。いい流れ出来ている

〇小野田 土肥? いいっすね。力2分か3分だがよかった。本塁打? たまたま(桐生第一-東洋大。本職は捕手で、4年生で公式戦に出場したとか。3つ先輩の土肥の球を受けたこともあるはず)

〇佐藤 小野田を初めて見たがすごいパワー。土肥が投げられたのは雨で試合が延期されたため。宅建前に試合が行われていたらわたしが投げる予定だった

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旭化成リフォーム森投手

◇       ◆     ◇

 万歳!万歳!土肥万歳!-どこが勝とうが負けようが関係ない。こんな嬉しいことはない。野球漬けの元プロの選手が入社してわずか数カ月の勉強しかやっていないのに、宅建試験で44点の高得点を挙げるとは…(元独立リーグのサンフロンティア不動産・末次は昨年40点で合格した)。30年近くもRBAの取材をやってきた甲斐があった。〝野球は馬鹿じゃできない〟-元オリックスでケン・コーポレーションで活躍した庄司大介氏の名言を証明した。

 ウィキペディアによると、東洋大法学部卒の土肥は2014年10月23日、ドラフト会議で東京ヤクルトスワローズから6位指名受け入団。2017年10月、戦力外通告を受けた。この間の公式記録は8試合に登板、10回3分の1を投げ、勝敗に関係なく、自責点7で防御率は6.10。三井不動産レジデンシャルリースに入社したのは今年5月。

 土肥は高校時代からプロを目指していたようで、他のプロ入りする選手と同様、学業に熱中することはなかったという。

 「宅建」の勉強はすぐ始めたようだ。「人事部の(チームメートでもある)竹谷さんが作ってくれたカリキュラムに添って土日は10時間、平日は3~5時間くらい。竹谷さんのお陰。間違ったのは民法で3問、税金で1問、業法で2問」と話した。

 その竹谷は「始業前は早く出勤し、終業後も遅くまで残ってよく勉強していた。44点は社内でも他に1人くらいしかいない」とほめた。

 次戦は過去2年連続で決勝に進んでいる三井不動産レジデンシャルだが、この勢いなら撃破しても不思議でない。同僚対決とはいえ土肥は手抜きなどしないと見た。

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竹谷(8番で出場。1安打を放った)

来季大爆発の予感RBA日曜の最強打者サンフロンティア末次40点で宅建士合格へ(2017/11/23)

 

 

 

 

 

 

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