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2018/11/09(金) 17:15

下剋上 一番面白い準々決勝 日曜ブロック 記者の〝勝って〟予想

 第30回RBA野球大会日曜ブロック決勝トーナメント2日目が11月11日(日)、三郷サンケイグラウンドで準々決勝戦4試合が行われる。記者の〝どっちも勝って〟予想。( )内の数字はレーティング。⇒印は前試合の戦いぶりを考慮した修正。

清水建設(88)-タイセイ・ハウジー(86.5⇒87)

 清水がやや優勢と見たが、愛と憎しみは紙一重、賽の目と同様、終わってみないと分からない。双方とも勝ち切る絶対的な力がないとみた。

 両チームは昨年も準決勝戦で対決しており、清水が3-5から最終回に一挙6点を挙げ逆転勝ちしている。そのツキはまだあるのか。先発は田村兄か治下か。田村は球威が衰えたとはいえ安定感は抜群。行けるところまで行くはずだ。治下も仕上がっていれば力で押し切る力がある。昨年好継投した鈴木は今季一度も登板していないので、継投が難しい。序盤に大量リードして逃げ切るのが理想形だ。

 打線はやはり小寺がカギを握る。小寺が打てばムードが一変する。投手としてはノーコンの烙印を押された大城が打撃で活躍するようだと勝機は高まる。伏兵も多士済々。

 タイセイは昨年の悪夢を振り払えるか。先発は前回投げた千葉英ではなく、やはりエース高橋だろう。あと一歩で勝利を逃したが、昨年も好投した。雪辱を期すはず。

 打線は清水と互角かそれ以上。鍵を握るのは、旬が過ぎ賞味期限すれすれの千葉兄弟よりは野呂兄弟だ。弟は軟式にはまだ慣れていないようだが、前試合は鋭い打球を飛ばした。ホームラン狙いでなく軽打に徹したい。塁に出れば足もある。兄は弟の前で打つのか。存在感を示すか。

三井不レジ(89⇒87)-三井不レジリース(86⇒88.5)

 どちらが兄で弟か分からないが、相手の手の内を知り尽くしている兄弟対決。実績からは2連連続で決勝に進出している三井レジだが、リースは今年のオール三井の大会で優勝している。互角と見た…いや、三井リースが勝つと見た。

 三井レジはエース吉田だろうが、今季は登板していない。染野か小平田か。打線もいいのかどうかよくわからない。2年連続の決勝進出でお腹いっぱいだし、業績も絶好調。第2四半期決算の売上高は前年同期比984億円増の2,332億円、マンションの今期計上予定戸数3,250戸の契約進捗率は実に90%。もう来季に備え、休眠状態に入っているのではないか。土肥を打てる打者も見当たらない。

 リースは、宅建試験で44点の高得点を挙げた元ヤクルト土肥が頭だけでなく、力の差を見せつけるか。

 打線もいい。土肥の後輩の小野田は化け物。つい2、3年前までは底が抜けた桶状態だった守りもよくなってきた。レジを圧倒するか。

 青山メインランド(84⇒85.5)-三菱地所リアル(85⇒85.5)

 戦績は青山、勢いは地所リアル。大混戦。あと一歩でいつも決勝進出を逃している青山は今年創業30周年とか。念願の決勝目指し士気は高い。エース小松崎の調子もよさそう。はまればスイスイ投げる。

 打線は脆さもあるが、一気呵成に攻める攻撃力は破壊力抜群。

 地所リアルは激戦を勝ち抜いてきた勢いがある。エースのプーチン寺田は肩痛を抱えるが登板間隔も十分。気合の投球を見せるか。前回は変化球もさえた。

 打線は下位がやや非力だが、上位打線は好調。〝右玉〟橋本が神がかり的な活躍でチームに活を入れた。変則投球の小松崎を攻略できるか。ブルンブルン振り回し、下半身のバランスを崩すようだと相手の術中にはまるが…。

 レーティングに差をつけようと必死で考えたが、結局断念した。何が起きるか不明。

東京建物(84.5⇒85)-野村不動産(83) 

 東建がやや優勢。三井不動産レジデンシャルを予選で撃破した力は本物だ。エースで4番の河越はここも力で押し切るか。左腕斎藤も絶好調。どちらが投げても野村打線を封じる力があると見た。

 打線は、やはり河越だ。どれだれ河越の前に走者をためられるか。河越が不調だと危ない。

 鑑定士村部はどうした。選手村の売却価格を一種8万円と評価した不動産鑑定士を信用できなくなった記者だが、その不信感を払しょくできるか。すごすごと尻尾を巻いて退場するのか。ここは見ものだ。

 野村は、一昨年の大手デベロッパーの野球大会優勝チームとしても〝プラウド〟のプライドにかけても負けられない一戦。予選は対戦相手に恵まれた観はあるが、53歳の松崎常務が大活躍。河越を攻略したら拍手喝采。

 投げるのは増田か、それとも他にエースがいると聞いているが…。

 

 

 

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