サヨナラだ!住友だ!
東急リバブル(86⇒87.5) 3-4 住友不動産販売(87)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
東急リバブル | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 3 | |||
住友不動産販売 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4X | 4 |
(時間切れ)
サヨナラ打を放った上田
住友不動産販売が逆転サヨナラ勝ち。上田がサヨナラ打を放った。新人・前田祥-エース伊藤の継投も決まった。東急は〝アンピリバブル。あと一人からまさかの4失点。住友とは対照的に新人松下-エース坪井の継投に失敗。
5回まで1番円城寺の内野安打1本に抑えられていた住友販売は最終回、2死から2番新井、3番の代打布施が連続四死球を選び、4番丹が左翼越え3塁打(転んでホームを突けなかった=本人)で1点差。5番伊藤亮が死球で出塁すると、6番越前の同点打と7番村岡、8番上田の連打でサヨナラ。
先発の新人前田祥は3回を2失点、自責ゼロに抑え、4回から登板したエース伊藤は走者を出しながら1失点に抑えた。
東急は惜敗。3回、敵失をからめ3番宮倉と5番古屋の安打(住友は失策と記録)で2点先取。4回にもこの回先頭の7番の代打松本の安打と内野ゴロ、犠打でつくった2死3塁から1番奥住の2塁打で1点を加えリードを広げた。
しかし、初回の敵失から得た無死3塁、連打と四球でつくった2回の無死満塁、最終回の1死1、2塁の好機を生かせなかったのが悔やまれる。
前田祥
〝前田兄弟だ〟(左がかつての主砲の前田英、右が新人の前田祥)
○布施 若手がどんどん入部し、今は普段は控えなんですが、「ワンチャンスがくる」と思ってやっています。チームは守備で初回の無死三塁、二回の無死満塁を無死から守り抜き、三回に失策で先制されたものの、我慢し粘った。そして最後にワンチャンスを仕留めたのが勝因と思います
○前田祥 入社1年目。後ろにエースがいてくれるので全力で投げられた。勝っていても負けていても、常に0-0の緊迫感をもち同点のつもりで投げています。大学ではサークルには入っていたが本格的に野球をしてはいなかったので、入社後は走ったりして登板へ準備してきた。決勝へ向けてもっと体を動かし、任されたら全力で投げます
○上田 来た球をバットに当てる、その1点に集中した。そうすれば何かがある。打って逆転が分かり、「決まった!」と思いました
●大槻監督 持ち場持ち場をみんなが理解して、最高に良い試合をつくった。難しい…
●古屋主将 実力不足です。来年頑張ります
同点打を放った越前
〝どうだ、この完璧な打撃フォーム〟3回の先制打を放った古屋(住友は失策と記録)
先制のホームを踏んだ濱
松下投手
住友ナイン
〝秋風が身に沁みるなぁ〟期待が大きい分だけ、落ち込みも深くすごすごと球場を後にするわたしは誰?