RBA OFFICIAL
 
2013/05/16(木) 00:00

RBA野球大会 開幕迫る リバブル古屋主将「東京ドーム目指すぞ」

 

第25回 RBA野球大会

6月7日(金) RBA野球大会抽選会

東急リバブル古屋主将「ドーム目指し突き進む」


古屋氏(4月に行われたOB戦で写す)

 RBA野球大会の開幕まで1カ月余。東急リバブルのキャプテン古屋和之氏に直撃インタビューを敢行した。場所は古屋氏の勤務先「目黒センター」の近くにある居酒屋「みどり」。金曜日以外は生ビール中ジョッキとハイボールが100円という激安の店だ。

 まず、古屋氏の輝かしい球歴とRBAでの実績から紹介しよう。古屋氏は東京都練馬区出身。32歳。小さい頃から野球を始め、開進四中では軟式野球の関東大会に出場、ベスト8まで進出している。開進四中は全国優勝もしている強豪校だ。リバブルの最年長の松本大樹氏と主砲・河野選手も同じ中学出身だ。ここで「軟式はゴロを打て」という鉄則を学んだのが将来にいきてくる。

 高校は柴田勲氏、村上雅則氏などを輩出した名門の法政二高。「高校3年でレギュラーの座を掴みましたが、グラウンドの隣には法大硬式野球部の球場がありました。春夏連覇を果たしていた頃で、GG佐藤さん(渡米した後西武入団)などがいたときです。その練習風景を見て、レベルの違いを痛感。野球で生きていくことを断念しました」

 リバブルには2004入社。野球部では即レギュラーとして主に1番、2番を打ち、平成17年には総合優勝も経験している。詳しいデータはないが、センター返しの打法を徹底して貫いており、通算打率は間違いなく3割を超えている。かつての〝ミスターRBA〟リバブル岡住氏も「あいつにいつも助けられた」と舌を巻くほどだ。古屋氏はそんな打法を「『軟式はゴロを打て』という教えがありましたし、身長(170センチ)のことを考えると私にはぴったりの打法。絶えず上を目指す岡住さんを見てきたのもいい勉強になりました」

 岡住氏から主将の座をバトンタッチされてから4年目。チームは頼りの岡住氏は勤務の関係から出場できなくなり、慢性的な投手難からベスト4もままならない状態が続く。それても古屋氏は「投手? 藤巻を中心に必死で調整する。会社もOBもみんな応援してくれる。ドーム目指して突き進むだけ」と前を向く。

 かわいい奥さんは元同僚。酒だけでなく甘いものにも目がない古屋氏に「何とかして」とお手上げ状態だ。

◇     ◆     ◇

 本業の仕事も順風満帆。同社の野球部は本業の成績が芳しくないと出場しずらい雰囲気もあり、かつて「僕は野球シーズンになると本業の成績も良くなる」と語ったことがある。最初の配属先の目黒センターに4年勤務した後、五反田が3年、旗の台1年勤務を経て再び目黒に戻り2年目だ。地域の状況は熟知しており、「中古マンションのデータ? 100物件はいつでもアウトプットできる」 

 顧客主義も貫いている。「お客さまにも野球の話しをしますから、水曜日はいつも開けてもらってます」顧客主義とは顧客に媚びることではない。不動産のプロとして、そしてまた自らの自己実現のために自分の都合もきちんと伝えられることが一流のサラリーマンだ。

◇     ◆     ◇

 第25回RBA野球大会の予選抽選会は6月7日(金)に中国大使館で行なわれる予定で、水曜ブロックの開幕は6月19日(水)、日曜ブロックは6月23日(日)、いずれも神宮外苑軟式野球場で開幕する。

 

 

(牧田 司記者 平成25年5月16日)

 

 

 

 

ログイン

アカウントでログイン

ユーザ名 *
パスワード *
自動ログイン