オープンハウスの応援席
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
旭化成ホームズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | |||
オープンハウス | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 |
プロのCSより面白い! 決勝は2年連続引き分け再試合-第25回RBA野球大会水曜ブロック決勝戦、旭化成ホームズ-オープンハウスが10月23日、東京ドームで行われ、制限時間1時間30分で決着がつかず2-2の引き分けとなり、前回の第24回大会に引き続き再試合となった。再試合の日程は未定。
試合は同じ明大卒の旭化成ホームズ今野、オープンハウス川崎のそれぞれが持ち味を生かした投手戦となったが、先手を奪ったのはオープンハウス。5回、今野の暴投と津久井捕手の悪送球で2点を奪った。
しかし、旭化成がすぐ反撃。6回、先頭打者の横田が四球を選び2盗を決めた後、代打久保田はチーム初安打を中堅前に運び1点差。代走池田が2盗、さらに意表をつく3盗を試み、慌てたオーブン日隈捕手が3塁に悪送球する間に池田が還り同点。出塁した5走者が6盗塁を決めるなど相手にプレッシャーをかけたのも光った。試合はそのまま引き分けた。
オープンハウス川崎はストレート勝負で押し6回を投げ被安打1、奪った三振8個の好投を見せた、初回はすべてストレート勝負の3者三振に斬って取るなど、500人の大観衆の声援に応えた。荒井社長も「川崎は最高の立ち上がり」とたたえた。しかし、最後は勝ちをあせったか、横田に与えた四球が相手に勢いをつけてしまった。
対する今野は頭脳的なピッチングが光った。速球中心ながらここぞの場面は変化球で相手を翻弄。唯一のピンチだった5回の2死2、3塁の場面で、同じ姓のオープンハウス今野に痛恨の暴投と味方の失策で2失点したが、最終回は3者三振に斬って取り、川崎に明大先輩の貫禄を示した。
先制点を挙げたオープンハウス(右は荒井社長)
△佐藤監督 最後は旭化成さんの底力を見せられた。今度は倍返ししたい
△川崎 …ドームに魔物がいた。最後は力んでしまった
△山本監督 2点取られたときは厳しいと思ったが、横田がよく出塁したし、先発起用も考えていた久保田がよく打ってくれた
△今野 暴投の1球は勝負に行った僕のミス。最後はサドンデスもあると見て、流れを作るよう三振を狙った
チーム初安打が追撃の一打となった久保田(中)と同点歩踏んだ池田(左)