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2013/12/06(金) 15:18

リンナイ 小型のハイブリット調理台開発して

投稿者:  牧田司

 「ECO ONE(エコワン)」など「エコプロダクツ2013」に初出展

ECOONE本体.jpg
「ECO ONE(エコワン)」
 

 リンナイが12月12日(木)~14日(土)、東京ビッグサイトで開催される日本最大級の環境展示会である「エコプロダクツ2013」に初出展する。

 「HYBRID ECO LIFE(ハイブリッド・エコライフ)」がテーマで、電気とガスを利用する掃除用効果で環境性、経済性、快適性に優れた世界初のハイブリット給湯・暖房システム「ECO ONE(エコワン)」など3つの製品技術を紹介する。

 「ECO ONE(エコワン)」は2010年に発売した商品で、電気のヒートポンプで少ない電気量で効率よく湯を沸かし、ガスでいつでも利用できる十分な給湯を実現した。ヒートポンプと高効率給湯器を組み合わせた家庭用給湯・暖房システムは世界初。家庭で使われるエネルギー効率は、ラインナップを広げることで一次エネルギー効率は従来の107%から現在は業界最高レベルの125%を達成したという。一次エネルギーとは、石油・石炭・天然ガスなどの自然界にあるエネルギーのことで、この一次エネルギーを電気やガスに変えて利用している。投入した一次エネルギー量に対しどれだけのお湯を得られたかを比率で示したのが「給湯器における一次エネルギー効率」と呼ぶ。

◇       ◆     ◇

 この「ECO ONE(エコワン)」もいいが、記者は同社製のガスコンロとIHヒーターの両方が利用できるハイブリット調理台をトーヨーキッチンで見てから忘れられず、その後どうなっているのか聞きたくて問い合わせた。

 同社担当者によると、ガスも電気も利用できるハイブリット調理台は海外のメーカーが以前から発売しているが、わが国ではガスコンロは過熱防止や消し忘れ消化機能などを盛り込んだSIセンサーを平成20年4月から装備しなければならなくなり、海外製品はわが国から撤退したという。

 リンナイが開発したハイブリット調理台は、横幅が30㎝×3枚ユニット=90㎝とスペースも取り、それだけ価格も高くなるので一般にはなかなか普及しないのだという。また、もともとガス会社と連携してきたため、電気(IH)は扱いづらいという背景もあるようだ。

 しかし、ガスもIHも併用できたらいいと思うユーザーは相当いるはずだ。小型のハイブリット調理台が開発されたら大ヒットするのではないか。

 

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