積水ハウスは1月22日自宅や賃貸住宅、店舗などの多様な用途に対応する4階建て複合型多目的マンション「BEREO PLUS(ベレオプラス)」を1月24日から発売すると発表した。
国交省の住宅着工データによると、2011年を100とした場合、2013年の3階建ては108(40,500棟)で、4~5階建ては124(3,290棟)と伸び率が大きく、一般市場では3階建てが92%、4階建てが8%であるのに対し、同社の契約棟数は3階建て比率が98%で4階建ては2%にしか過ぎず、マーケットとして伸びが期待できるとして投入したもの。
新商品は、躯体工事費がRC造より安く、工期も短くて済み、梁勝ちラーメン構法「βシステム構法」を採用することでフロアごとに異なるプランにフレキシブルに対応するとともに最大8mの大スパンを実現した。このほか石張りのエントランス、セキュリティシステム、高遮音床システムなどを採用して高級マンションのクオリティを追求しているのが特徴。
このほか、レンタブル比が外階段方式では80%を下回るケースが多いのに対し、室内階段室を採用することで85%くらいに高めることができ、玄関引き戸、子どもを基準にした独自技術「空気環境配慮仕様・エアキス」などを採用することで差別化を図っている。
構造は重量鉄骨造4階建て、販売地域は全国、価格は3.3㎡当たり70万円から(本体価格のみ。消費税込み)。販売棟数は240棟/年。