大和ハウス工業は4月3日、HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)、太陽光発電システムを標準搭載したスマートハウスブランド「SMAEco(スマ・エコ)」を戸建住宅全商品に4月5日から展開すると発表した。
第一弾として、エネルギーの収支ゼロを目指す「スマ・エコゼロエナジー」と、家庭用リチウムイオン蓄電池を搭載した「スマ・エコチャージ」を発売する。
「SMAEco」には、パナソニックと共同開発した新型HEMS「D-HEMS 3(ディー・ヘムス・スリー)」、太陽光発電システムを標準搭載。「D-HEMS 3」とエネルギー機器や家電機器をつなげることで、宅外から遠隔で施錠やエアコンなど家電の操作ができ、HEMSとしては初のテレビ視聴や録画などの機能も付加している。
「スマ・エコゼロエナジー」では、断熱仕様を次世代省エネルギー基準仕様としたほか、LED照明などの採用により、エネルギー収支がゼロとなる。
「スマ・エコチャージ」では、蓄電池、「D-HEMS 3」、太陽光発電システムを組み合わせることで、新省エネ基準による住宅と比べ、光熱費を年間約26万円削減できるとしている。
「スマ・エコゼロエナジー」は、次世代省エネルギー基準仕様が37.8万円、「D-HEMS 3」が16.2万円、太陽光発電システムが54万円/kW。
「スマ・エコチャージ」は、6.2kWhリチウム蓄電池が225.72万円、「D-HEMS 3」が16.2万円、太陽光発電システムが54万円/kW。