三菱地所は4月14日、千代田区大手町一丁目の「(仮称)大手町1-1計画B棟」の工事に着手し、大手町初の「住」機能としてサービスアパートメントを併設すると発表した。
計画は、隣接地で同社とJXホールディングスが建設中の「(仮称)大手町1-1計画A棟」(2015年竣工予定)とともに約16,200㎡の敷地を街区一体開発するもの。サービスアパートメントは約130室で、多言語対応・24時間対応。運営はシンガポールに本社を置く、世界最大のサービスアパートメント所有・運営企業であるThe Ascott Limitedが担い、その最高級ブランド「Ascott The Residence」が日本初出店する。
オフィスは、敷地西側近傍に皇居東御苑、皇居外苑濠(大手濠)を臨み、地下鉄5路線が乗り入れる「大手町駅」に直結。1フロアあたり約1,000坪の整形大空間を確保。フレキシビリティの高い効率的で快適な執務環境を整備する。
建物は地下5階、地上29階建て、延べ床面積約149,000㎡、容積率1400%。設計監理は三菱地所設計。施工は竹中工務店。竣工予定は2017年1月下旬。