大和ハウス工業(事業比率60%)と伊藤忠都市開発(同40%)のJVマンション「プレミスト浦和常盤」を見学した。駅近の第1種住居地域に立地する子育てファミリーにお勧めの好物件だ。
物件は、JR京浜東北線北浦和駅から徒歩5分、さいたま市浦和区常盤10丁目に位置する6階建て全86戸。専有面積は70.54~86.15㎡、価格は未定。竣工予定は平成27年5月下旬。施工は長谷工コーポレーション。販売代理は伊藤忠ハウジング、日本住宅流通。分譲は7月末の予定。
物件の最大の特徴は、北浦和駅から徒歩5分、賑やかな商業エリアから一歩入った住宅街であることだ。「北浦和」は文教エリアとして知られるところだが、常盤小学校へ徒歩7分、常盤中学校へ徒歩10分。このほか大型商業施設へ徒歩3分。
敷地は伊藤忠商事の社宅跡地。東西軸に細長く4方を道路に囲まれており、建物は南向き住戸が90%以上。全戸70㎡のファミリーマンションだ。
販売担当者は、「先週からモデルルームの事前案内会を開始し、これまで来場は130件。駅から5分の第一種住居地域で、常盤中学校や常盤小学校にも近く、モデルルームタイプのプランが人気」と話している。
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いい物件だ。さいたま市の駅近マンションなら浦和や大宮もいいが、教育熱心のファミリーなら「北浦和」に住みたいと思うはずだ。モデルルームの玄関はクランク・インで、設備仕様レベルも高い。リビングドアはソフトクローズ機能付き、洗面は2ボウル、天井高は2400ミリしかないが、圧迫感を緩和するため小梁が出にくい工法を採用している。