「ワールドシティタワーズ」
野村不動産アーバンネットは6月11日、不動産情報サイト「ノムコム」上に「2013年度中古マンションライブラリー人気ランキング」を発表した。
ランキングは、中古マンション約2万棟の情報を紹介する「中古マンションライブラリー」に2013年4月~2014年3月までのアクセス数をマンション別に集計したもの。
トップは「ワールドシティタワーズ」(全2,090戸)、2位は「広尾ガーデンヒルズ」(全1,181戸)、3位は「東京ツインパークス」(全1,000戸)となった。
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住友不動産が分譲した「ワールドシティタワーズ」は、最上階がオークションになったのはマスコミも取り上げ話題になったがが、トップというのは意外な感じがした。さすが億ションの代名詞「広尾ガーデンヒルズ」だ。風格がある。こんなマンションはもう分譲されないだろう。昭和57年の第1期分譲は平均坪単価が300万円を切っていたのは信じられないだろう。「東京ツインパークス」も「ワールドシティ」同様、港区のマンションだ。これも分譲時は平均10倍を超える人気を呼んだのではなかったか。
興味深いのは、神奈川県トップで首都圏全体でも7位にランクされた日本綜合地所の100㎡マンション「レイディアントシティ横濱カルティエ」だ。
埼玉県トップの「プラウド武蔵浦和」、千葉県トップの「プラウドタワー稲毛」は納得。ほとんど即日完売したのには記者も驚いた。
埼玉県の「サクラディア」はあれほど売れ行きが悪かったのに2位とはよく分からない。あとはみんな取材したときが思い出されて懐かしい。記者が推奨するのは億ションでは「麻布霞町パークマンション」だし、広さでは平均120㎡の「パークシティ東京ベイ新浦安」だ。
「広尾ガーデンヒルズ」(左)と「東京ツインパークス」