大和ハウス工業・コスモスイニシア・オリックス3社JVマンション「ひばりが丘フィールズ1番街」の全144戸が最高4倍、平均1.13倍で即日完売した。UR都市機構が民間企業を事業パートナーとする初のPPP手法を用いて街区設計やコミュニティ支援などのノウハウ、技術を生かした都市再生事業の一環。
物件は、西武池袋線ひばりヶ丘駅から徒歩18分(バス6分、徒歩2分)の東久留米市ひばりが丘団地に位置する11階建て全144戸。専有面積は68.57~89.71㎡、価格は2,990万~5,090万円(最多価格帯3,400万円台?3,500万円台)。坪単価は167万円。施工は長谷工コーポレーション。竣工予定は2015年2月下旬。
人気を受けて3社は、引き続き「ひばりが丘フィールズ2番街」(156戸)の案内会を9月上旬から開始する予定。
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このマンションの即日完売は6月下旬に取材したときに予測していたことで、即日完売そのものについては驚かないが、やはり坪単価はかなり割安感があると思う。バス便だが、地元の人にとっては旧ひばりが丘団地の立地・環境はよく知っているはずで抵抗感はなかったのだろう。
昭和30年代に建設された団地だけで、住棟配置がゆったりしていて、ケヤキを中心とする街路樹も見事だ。とにかく景観が美しい。
欲を言えばもう少し設備機器その他の仕様レベルを上げてほしかった。