明和地所が分譲中の「クリオ両国」を見学した。先週末から第1期20戸の分譲を開始しており、10戸が契約・申込済みでまずまずのスタートを切った。
物件は、都営大江戸線両国駅から徒歩8分、JR総武線両国駅から徒歩13分、墨田区緑3丁目に位置する15階建て全59戸、現在分譲中の住戸は専有面積58.56~72.57㎡、価格4,324万~5,867万円(最多価格帯4,400万円台・4,800万円台)、坪単価250万円。施工は南海辰村建設。
現地は京葉道路に面しているが、敷地の南側は高さ制限28mのエリアで、10階以上の住戸は南面が開けている。
モデルルームは約9.9mのワイドスパンで、キッチン・バックカウンター天板は御影石。食洗機が標準装備。
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両国駅圏のマンションは2~3年前までは坪単価240~260万円で分譲されていたが、建築費の上昇から最低でも250万円、高い物件では270万円を超えてきている。先日、同社の「聖蹟桜ヶ丘」を見学したとき、この「両国」を250万円で分譲すると聞いたので見学した。
現地の販売担当者によると、購入者は地元の人で立地と価格の安さを評価しているという。交通量の激しい京葉道路には面しているが、この立地でこの単価、設備仕様レベルは割安感があると思う。