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2014/12/11(木) 00:00

モデルルーム販売手法は大京が初 メディア向けニュースレター

投稿者:  牧田司

 大京が12月11日、会社設立50周年を迎えたのを機に、大京グループ各社の情報をメディア向けに発信するニュースレターを定期的に発行するとし、その第1号(全5ページ)を発信した。

 1面トップは山口陽社長の「設立50周年を迎え、今後の展望を語る」と題したメッセージ。マンション事業は経済環境の影響が大きいため、フロー(開発)、ストック(管理・流通)の両輪経営を掲げ、業界最大の51万戸超の受託管理戸数を活用した大規模修繕分野に積極参入すると語っている。

 2面では、マンションの供給量か8,262棟に達し、居住者は109万人、管理戸数は51万戸など同社の実績を掲載。モデルルームを使用した販売は1976年の「ライオンズマンション大森」が業界初で、「宅配ボックス」「オートロックシステム」を採用したのも同社が最初としている。また、ライオンズマンションの象徴でもある「ライオン像」は地域によってデザインが異なり、沖縄では「シーサー」に変わることも紹介している。

 3~4面は同社グループの最近のトピックで、5面は50年の歴史の年表。4面にはグループ経営企画部の女性課長(40歳)の〝奮戦記〟が紹介されている。

 これが面白い。「家でも『ソファーに座ってゆっくりする時間は週に5分もない』という忙しさ」「同性に理解されないことは度々…」「普段はあまり男社会を意識することはないですが、改善案など聞き入れてもらいやすいのは女性の強みかもしれません」「社内でもワーキングマザーのロールモデルとしても期待されているが、『両立の秘訣や苦労? 私、実はあまり苦労したと思っていなくて…』」などと率直に語っている。

◇       ◆     ◇

 広報は会社の顔だ。このような情報発信はどんどんやるべきだ。今回のような内容なら一般の人向けでも読まれるのではないか。「ライオン像」が地域によってデザインが異なり、モデルルームによる販売手法を採用したのは同社が初めてというのも記者は知らなかった。

 第2号が楽しみだ。

 

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