復興は進むが…(女川町のホームページから)
マスコミにも報じられているが、東日本大震災の被害を受けた太平洋岸の市町村人口が仙台都市圏を除き減り続けている。
太平洋岸に面している岩手-宮城-福島と一部茨城県北の39市町村の今年2月と昨年同月の人口増減を調べた。全体では約252万人で、昨年比約28,000人、1.1%減少した。
増加したのは仙台市とその周辺の3市のみ。仙台市は約4,000人が増加し、周辺3市合計では昨年比約5,800人、10.0%の増加。
他の市町村では女川町が9.4%減少したほか、南三陸町が9.0%、大槌町が8.6%減少した。
震災前と比較すると、全体では3.0%、約79,000人減少した。減少率が大きいのは女川町の32.3%を筆頭に、大槌町23.8%、山元町24.3%、南三陸町22.4%、陸前高田市20.5%が20%以上減少している。
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