三井不動産は5月11日、平成27年3月期決算を発表した。当期(平成26年4月1日~平成27年3月31日)は、連結売上高1兆5,290億円(前期比137億円、0.9%増収)、営業利益1,860億円(同135億円、7.8%増益)、経常利益1,633億円(同187億円、13.0%増益)、当期純利益1,001億円(同233億円、30.4%増益)。期末配当を3円増配し14円(年25円)とする予定。
売上高、営業利益、経常利益、当期純利益いずれも過去最高を更新。「賃貸事業」における商業施設事業が好調に推移したことに加え、「分譲事業」における個人向け住宅分譲の利益率の上昇、投資家向けの分譲が伸長した。
次期については、売上高1兆6,100億円、営業利益1,950億円、経常利益1,710億円、親会社株主に帰属する当期純利益1,070億円を見込む。1株当たりの配当金は年28円に増配を予定。
(岡田寛子)