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2015/05/13(水) 00:00

プラン・設備がいい 坪400万円は納得 東急不動産「みなとみらい」

投稿者:  牧田司

完成予想図.jpg
「ブランズタワー みなとみらい」完成予想図

 東急不動産が6月上旬に分譲する「ブランズタワー みなとみらい」を見学した。「みなとみらい」駅から徒歩2分、みなとみらいのシンボル的存在「クイーンズスクエア横浜」に隣接する免震の29階建てタワーマンション。坪単価は当初380万円くらいと見られていたが、資料請求が7,000件を突破し、人気が高いことから400万円に〝上方修正〟される模様だ。

 物件は、みなとみらい線「みなとみらい」駅から徒歩2分。横浜市西区みなとみらい3丁目に位置する地上29階、地下1階建て228戸(非分譲住戸30戸含む)。専有面積は43.09~120.31㎡、価格は未定だが、坪単価は400万円になる模様。竣工は平成28年12下旬予定。設計・監理・施工は清水建設。販売開始は6月上旬。資料請求は昨年11月からこれまでに7,000件を突破している。

 現地は、クイーンズスクエア横浜のほかに3つの一流ホテルが近接。建物の北側には「パシフィコ横浜」が北東側には横浜港が広がる。

 住戸プランは70~80㎡台のファミリー向けが中心。スクエアなプランが多く、廊下幅はメーターモジュールを採用。リビング天井高は標準階が2550ミリ、上層階は3000ミリ。

◇      ◆     ◇

 立地条件がいいのは言うまでもないことだが、記者がいいと思ったのは住戸プランとデザインだ。これまで分譲されたみなとみらい21エリアマンションの中では、三菱地所の第一弾マンションもよかったが、今回もいい。1フロア7~8戸構成で、スクエアプランが中心だ。カラーリングは白が基調で、建具・ドアはピアノ塗装。廊下幅はメーターモジュールを採用している。上層階の住戸のリビング天井高は3000ミリで、建具・ドアはほとんど天然木の突板仕上げ。

 販売センター・モデルルームを海が見えるクイーンズスクエア横浜の17階に設けたのも正解。

 同行した岡田寛子記者はモデルルームを見学して、「眼下には横浜港が広がり、海をまさに独り占めした気分になる眺望…晴れた日には雄大な海を見つめ、夜は横浜の夜景を、夏は花火大会を楽しめるという、これ以上の贅沢があるだろうか…空の青さと海の蒼さがここに住まう人の心を高揚させることは間違いないと確信した…天井から降り注ぐ間接照明は、高級ホテルにいるような落着きを感じる」などと、コピーライターも書けないような言葉で絶賛した。一般のお客さんもそう感じるはずだ。

 坪単価について。当初、業界内では「坪380万円くらいではないか」という声が広がった。記者はもっと高くなり、坪400万円を突破するかもしれない」と思っていた。その通りとなった。安くはないが、都内の都心物件と比べ、設備仕様・プランなど総合的に判断して極めてリーズナブルな単価ではないか。東建の「目黒」がどうやら坪600万円から坪580万円に〝下方修正〟されたらしいが、これはこれで納得。現段階で坪600万円というのはいかにも高い。

 みなとみらいでマンションが分譲されるのは7年振りで、新高島駅圏では近鉄不動産・三井不動産レジデンシャル「BLUE HARBOR TOWER みなとみらい」(355戸)もある。こちらも見学してレポートしたい。同エリアではこの2物件が最後のマンションになる可能性が大きい。

 

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