「シティテラス東陽町」完成予想図
住友不動産は5月28日、東京メトロ東西線東陽町駅から徒歩5分の大規模マンション「シティテラス東陽町」(522戸)」のモデルルームを営業拠点「総合マンションギャラリー秋葉原館」で5 月30日(土)からオープンすると発表した。
物件は、東京メトロ東西線東陽町駅から徒歩5分、江東区東陽二丁目に位置する15階建て全522戸、専有面積は54.88~87.90㎡、価格は未定だが南向きで7,000万円台(75㎡)が中心で、坪単価は310~320万円になる模様。竣工予定は平成28 年11 月。設計・施工は長谷工コーポレーション。
現地は、明治安田生命ビルの跡地で、建物はF型配棟。敷地南側に位置する夕浜運河へ往来可能な貫通道路を設け、敷地内には認可保育園も設置。
同社はまた、JR総武線平井駅から徒歩8分の「シティテラス平井」(357戸)のモデルルームも公開。こちらの坪単価は240万円。
これまで資料請求は2,200件、特別事前案内会への来場者は400件。
エントランスホール
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焦点は坪単価が300万円を突破するのかどうかだ。現地より先には、三井不動産レジデンシャルなどが8年前に坪単価220万円台で分譲した「パークホームズ東陽町キャナルアリーナ」(262戸)がある。
それよりは駅に近く、当時より単価が上昇しており、さらに昨年、日本綜合地所(現大和地所レジデンス)が木場・東陽町駅圏の最高値である280万円で分譲したのを取材していたので、あるいは300万円を突破するのではないかと考えていた。
なので、坪310万円強という単価設定には納得した。これから分譲される、木場駅から徒歩7分で木場公園に近接した野村不動産「プラウドタワー木場公園」(204戸)は住友不の物件の単価を上回るのは間違いないとみている。同社の高値更新は通過点に過ぎない。
ついに、城東エリアも坪300万円以上の時代に突入した。その意味で同社の「平井」の240万円は割安感がある。
公開空地から臨む
「ヴェレーナ木場公園」 木場・東陽町駅圏&同社物件の最高値更新(2014/11/26)